真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.16 08:20
ジャパンC(G1)キタサンブラック「死闘」のダメージは? 1週間前追い切りでは天皇賞・秋を戦った「アノ馬」の状態面に一抹の不安……
編集部
26日に東京競馬場で開催されるジャパンC(G1)に向けた1週間前追い切りが15日に行われ、キタサンブラックなどが順調な動きを見せた。
引退まで、あと2走。前走で天皇賞の春秋連覇を果たし、再び現役最強馬の座を確固たるものにしたキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が、栗東のCウッドコースで1週前追い切りを行った。
年下の馬を2頭引き連れての3頭併せ。5馬身ほどの”ハンデ”を与えてやり、最後はしっかりと先着を果たして貫禄を見せつけた。前走の天皇賞・秋は歴史的な重馬場での死闘となったが6ハロン81.1秒、ラスト12.3秒の動きに大きなダメージは感じられない。本馬の調教役となる黒岩悠騎手も「疲れは感じない」と、その回復ぶりを強調している。
馬の方が順調となると、気になるのは”人”の方か。調教中の落馬負傷により先週の騎乗を見合わせた主戦の武豊騎手だが、今週は日曜日の2鞍だけに騎乗する予定。本格的な復帰は来週以降となる。まずは今週末に万全を強調しておきたいところだろう。
そんな現役王者に胸を借りる今年のダービー馬レイデオロ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)も、美浦のウッドコースで精力的な3頭併せ馬を敢行した。
終始馬なりで楽な手応えだったが、5ハロンを69.1秒、ラスト12.9秒で併入。騎乗したC.ルメール騎手は「パーフェクト」とその動きを絶賛。キタサンブラックの強さを認めながらも「この馬の限界はまだわからない」と改めて挑戦状を叩きつけた。5日のアルゼンチン共和国杯(G2)では、ダービーで接戦を演じたスワーヴリチャードが古馬を相手に完勝。3歳牡馬の総大将として、新たな時代の幕開けを告げるか。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
- 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
- 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々