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パチンコ「等価交換廃止」白紙への動きに騒然……業界の実態が露呈される最悪の結果に!?

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 パチンコユーザーを騒然とさせた、2015年11月より東京都のパチンコホール全店で実施された「等価交換」の撤廃。

 1000円相当の玉(メダル)を、同じ価値の1000円分の特殊景品と交換することが可能だった等価交換。しかし非等価となった場合は、1000円相当の玉(メダル)を特殊景品へ交換しても1000円以下となる。論じるまでもなく、ユーザーの換金の利幅は減るということだ。

 その影響は当然ながら大きく、これまで都内で遊技していたユーザーの多くが近隣の「神奈川県」「埼玉県」「千葉県」という等価地域へ流れることになった。

 ただ、ユーザーの「そのような動き」は一時的な回避策に過ぎないだろう。将来的には全都道府県で禁止になることは間違いない。

 実際に千葉県と埼玉県が「賞品価格変更」の実施に向け、動き出しているという話は以前より上がっていた。千葉県は12月4日より、埼玉県は2018年2月1日から実施する予定と言われていたのである。

 しかし、11月24日に千葉県遊技業協同組合は「賞品価格の変更時期の延期」を発表。諸般の事情から延期することが決まった旨を「WEB Greenbelt」が報じている。

 続いて埼玉県遊技業協同組合も、12月6日に「賞品価格変更の実施時期を白紙」に戻すことを発表。その理由が「ある組合員企業が賛同できない旨を伝えてきた」というものであると「プレイグラフ」が報じた。

 業界的には全国どころか、都道府県単位でさえも足並みがそろわないという事実が露呈されてしまった「最悪の結果」とも言えるが……。

 この発表にユーザーからは「よしっ! 助かった」「ずっと等価でいいよ」との声が続出。確かにこの決定は、首都圏で遊技するユーザーにとって「朗報」以外の何ものでもないだろう。

「ユーザーからすれば”交換ギャップ”は、受け入れられないでしょうからね。実施されなくなったことへ喜びの声が上がることも当然でしょう。しかし、非等価になることによって”メリット”が生まれる可能性もあります。

 4円だった換金率を3円に下げれば、ホールの利益は1玉につき1円増えることになりますからね。その分を還元しようと思えば、設定を甘くして投資金額を抑えた遊技を提供することなどもできますからね」(パチンコライター)

「等価交換」を廃止する本来の目的は、「ギャンブルとは一線を画す遊技」というパチンコ本来の姿を取り戻すことであることは明らかだ。そのような意味で考えれば、高設定を打てる機会が増えるなど「ユーザーにとっての利点」も増えるのかもしれない。

 しかし、目立つのは「ホール側の利益確保でしかない」との意見である。

「交換率が下がっても『これまでと同様の利益率で良し』と考えるホールは、設定などを甘くしてくるでしょう。しかし残念ながら、そのような行動を起こさないホールが多いのかもしれません。ホールの利益が増えるだけで、ユーザーの見返りは減ってしまうという最悪のケースが生まれる可能性も……」(同)

「等価交換」の撤廃によるメリットも存在するが、デメリットの方が遥かに大きいと考える人間は多いようだ。結局は「店側の”やる気”次第」ということなのだろう。

 ホール単位で事情が異なることは仕方のないことだが、業界やユーザーにとって「プラスの変化」になってくれることを期待したいところだ。

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