
AJCC(G2)ミッキースワローに「悪影響」?前相棒が「未成年飲酒騒動」から転落……藤田菜七子との”ダブル破局”でドロ沼の騎乗停止

21日に中山競馬場で開催されるAJCC(G2)で注目の大器・ミッキースワロー(牡4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)が2018年の始動戦を迎える。
同じ芝・中山2200mで行われた昨秋のセントライト記念(G2)では、皐月賞馬アルアインを撃破。横山典弘騎手が「思いの他、簡単に抜かすことができた」とレースを振り返ったように、好位から粘り込みを図った皐月賞馬をあっさりと捉えて重賞初制覇を飾った。
アルアインに0.3秒差の完勝劇は、日本ダービー(G1)でレイデオロが皐月賞馬に対してつけたタイム差と同じもの。そういった背景もあり、本番となる菊花賞(G1)では前日まで単勝1番人気に推されるなど、今や周囲のミッキースワローに対する評価は極めて高い。
先週の『みんなのKEIBA』(フジテレビ)のAJCC特集でも名探偵コナン……もとい、紺色のジャケットに赤の蝶ネクタイ姿の細江純子氏が「今年、本当に楽しみな存在」として、真っ先に名を挙げたのが本馬だった。
「父のトーセンホマレボシは日本ダービー3着後に屈腱炎を発症し、志半ばで引退しましたが、決して早熟というわけではありませんでした。古馬重賞での活躍が目立つクラフテイワイフの一族で、近親にカンパニー、半兄にトーセンジョーダンといった天皇賞馬がいる血統傾向はむしろ晩成傾向。細江さんが『今年楽しみ』とおっしゃっていたように、本格化は古馬になってからだと思います。
今回はグランプリホースのゴールドアクターに胸を借りる立場ですが、いきなり逆転まで見込める大器ですよ。トレセン内の評判も上々で今年、大きなところを狙える1頭なのは間違いないですね」(競馬記者)
管理する菊沢隆徳厩舎も今年早くも3勝を上げ、4勝でリーディングトップの国枝栄厩舎に迫る好調ぶり。昨年、アエロリットのNHKマイルCで初G1制覇を飾り、3年ぶりに20勝の大台に到達した勢いは今年も健在だ。ミッキースワローとの2枚看板で、さらなるビッグタイトルを狙っているはず。キタサンブラックという核が引退した古馬王道路線で、今回の結果次第では「春競馬の主役」も見えてくる。
だが、そんな大きな飛躍を遂げそうな厩舎の一方で”暗い影”を落としているのが所属騎手であり、菊沢隆徳調教師の長男でもある菊沢一樹騎手だ。
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