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JRAも驚きの「テトリス失敗」の悲劇? フランス凱旋門賞(G1)のロンシャン競馬場「新スタンド」が芸術性を追い求めた結果……

日本競馬にとって、今や「至上命題」となっているフランスの凱旋門賞(G1)がロンシャンに帰ってくる。
ここ2年はロンシャン競馬場が改修工事を行うため、シャンティイ競馬場で代替え開催。工事が終わった今年は、いよいよリニューアルされたロンシャン競馬場で開催されることになりそうだ。
どうせ勝つなら”本場”で勝ってほしいというだけでなく、シャンティイ競馬場では2016年にマカヒキが、2017年にはサトノダイヤモンドとサトノノブレスが、それぞれ見せ場もなく大敗しているだけに、日本の競馬ファンにとっても「朗報」といえるロンシャン競馬場のリニューアルオープン。ただ、そのすべてが手放しで歓迎されているわけではないようだ。
「一体、何がどうなってこうなったんだ……?」
一部の競馬ファンからそんな声が聞かれるのは、この度ロンシャン競馬場の改修と共に誕生した「新スタンド」の姿だ。フランス競馬を取り仕切るフランスギャロが総工費1億4000万ユーロ(約185億円)を掛けて建設した、ロンシャン競馬場の新たなシンボルだが「本当にこれで完成なの?」という声が上がっている。
というのも、この新スタンドはまるで細長いブロックを4段重ね、5段目をあえて横に大きくスライドさせたような設計。日本の競馬場ではまず考えられない、効率やスペースの問題を大きく無視した斬新なデザインだからだ。
どうやら世界的な実績を持つフランス人の建築家ドミニク・ペロー氏がデザインを担当したようだが、JRAの競馬場などにある機能性を重視した単純な四角いスタンドを見慣れた日本の競馬ファンからすれば「最上階が滑走路になっている空母みたい」「これ、テトリス失敗したやつや……」「リーゼントにしか見えん」など散々な様子。特徴的なつっぱりならぬ”でっぱり”を見せる最上階のデザインに戸惑いの声が集まっている。
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