真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.03.06 17:45

福永祐一「起死回生」はメートルダール次第? 「古馬お手馬なし」の状況を覆すには……
編集部
大阪杯(G1)の前哨戦といえる金鯱賞(G2)。昨年はヤマカツエースが”変則連覇”を達成し、本番でも3着と好走してみせた。今年はそのヤマカツエースをはじめ、スワーヴリチャード、サトノダイヤモンドと名だたる実績馬たちが集結。多くの実績馬たちがしのぎを削る戦いを繰り広げると予想されている。
ここは大阪杯、宝塚記念(G1)へと続く春の中距離戦線を占う重要な一戦。結果次第では出走した馬たちの今後のローテーションなどが大きく左右されることになるだろう。そしてそれは競走馬だけではなく、騎乗する騎手も同じようだ。とくにメートルダール(牡5、美浦・戸田博文厩舎)に騎乗を予定している福永祐一騎手が正念場を迎えているらしい。
メートルダールは早くから素質馬として期待を集めるも伸び悩み、昨年末の中日新聞杯でようやく重賞初制覇を達成した苦労馬。6勝中5勝が左回りという典型的なサウスポーとしても知られる。初重賞制覇を達成した相性のいい競馬場で好走が期待されているのだが……。
「今回、福永騎手は約1年ぶりにメートルダールで出走します。久々のタッグ結成ですが、今回騎乗することになったのは『中距離でのお手馬がいないためやむなく』、という面が強いようですよ。
お手馬のカデナは未だ覚醒することなく凡走を繰り返し、昨年活躍が期待されたシルバーステートは故障引退。佐々木主浩オーナーとの関係が悪化したため、ヴィブロス、シュヴァルグランらからも降ろされ、さらにミリッサは横山典弘騎手への乗り替わりが発表されました。現状、この距離を得意とするお手馬はいませんからね」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA 武豊「繰り返された愚行」、単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然…トウカイテイオー「最後の希望」、独走する今村聖奈の秘密【『GJ的』7大ニュース】後半戦
JRA宝塚記念(G1)元騎手が「大失敗」を指摘! 凱旋門賞(G1)武豊ドウデュースに大誤算!? 福永祐一の「大記録」に黄信号 【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
JRA「23年で1番良い馬」オグリキャップになれなかった日本ダービー(G1)1番人気。「上手く乗れなかった」強過ぎたからこそ動けなかったM.デムーロの慢心と後悔
- JRA今村聖奈「先約破棄」でテイエムスパーダ騎乗の謎……CBC賞(G3)重賞初騎乗Vチャンス到来も、自厩舎馬からまさかの乗りかえ
- JRA武豊ドウデュースら「本当の敵」は凱旋門賞離れ!? タイトルホルダー馬主が掲げた「狂騒曲」の終止符が賛同される理由
- JRA 武豊で3年間「未勝利馬」が一変、藤田菜七子「G1制覇」のチャンスも…今春G1“主役”の結果は【2022年上半期『GJ的』7大ニュース】前半戦
- JRA C.ルメール、D.レーン「不在」の穴を埋めるのは!? 社台グループが期待する6人の「推し」騎手
- JRA「どう見ても格が違う。武豊さまに任せました」西山茂行オーナーの“いじり”は愛と配慮あってこそ!? あのベテラン騎手の発奮に期待!
- JRA【CBC賞(G3)予想】今村聖奈テイエムスパーダ&アネゴハダの3歳牝馬は用なし!データから買える穴馬指名で、荒れ続きのハンデ重賞を制する!
- JRAエフフォーリアがコケても「信頼度」は揺るがない!? ディープインパクト産駒もついにラストクロップ…ロケットスタートで政権交代を猛アピール