「確かに上がり3ハロンもメンバーで最も遅く、本来これだけ負ける馬ではないと思います。休み明けでコンディションが今一歩だったのかもしれません。

福永騎手もそれを察したのか、直線半ばで早々に諦めていました。実際に残り200mを切ってからはまったくムチを入れていませんし、最後の約50mも流したままでゴールしているので、あの上がりの遅さは参考外ではないでしょうか。ただ、馬にダメージを残さないようにしたのかもしれませんが、そんなレースぶりがメートルダールに期待して馬券を買ったファンにとっては不満だったようですね……」（同）

　実は、福永騎手自身が執筆し『netkeiba.com』内で好評連載中だった『祐言実行』が今週で最終回を迎える。最後は福永騎手から読者へのメッセージが掲載されるらしいが、一体どういった内容になるのか……。良くも悪くも多くの競馬ファンが注目しているに違いない。