
JRA田辺裕信騎手「ドン詰まり」でオーナー再び激怒!? ダービー卿CT(G3)1番人気グレーターロンドン惨敗で「主戦降板」確実か

また、「気まずい雰囲気」になっていなければいいが……。
31日、中山競馬場で行われたダービー卿チャレンジトロフィー(G3)は藤岡康太騎乗の4番人気ヒーズインラブ(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)が重賞初制覇。三連単12万馬券を演出し、春の大目標・安田記念(G1)に弾みをつけた。
その一方、波乱の立役者となってしまったのが、1番人気で5着に敗れたグレーターロンドンだ。
16頭立てで行われたレースは、大阪杯(G1)からこちらに回ってきたマルターズアポジーを筆頭に、東風S(OP)を勝ったミュゼエイリアンなど有力な逃げ馬が集い、ハイペースが予想されたが、戦前の予想通り1000m通過は57.4秒という”激流”となった。
結果的に、内で上手く立ち回った2着キャンベルジュニアを除いて先行勢が壊滅。中団から鋭く伸びたヒーズインラブが1着、後方から上がり最速の末脚で追い上げたストーミーシーが3着に食い込んだ。
グレーターロンドンも終始内々を回ったが、最後の直線でバテた先行勢が壁になるアクシデント。行き場を失う「ドン詰まり」の状態で、前が開いた時には万事休すだった。距離ロスの少ないインを突いたため、起こり得るアクシデントではあったが……。
レース後、鞍上の田辺裕信騎手も「内枠だったので、リズムを重視して後方からの競馬となりました。外を回すロスは避けたかったので、内にこだわりましたが、上手く前が開きませんでした」と無念の表情。レースを見守った大竹正博調教師も「後退する馬の真後ろで、全くスペースがありませんでした」と諦める他なかった。
1番人気での敗戦とあって、観戦した一部のファンからもSNSを中心に「強い馬なのに、なんで外を回さない」「1番人気でギャンブルするな」「もったいない競馬」と批判が続出。勝ちにいって”裏目”に出てしまった田辺騎手の選択ミスを責めるコメントが相次いだ。
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