パチンコ「歪んだ出玉」トラブルに怒号の嵐…… “超”時速スペックが招いた「最悪の末路」
現在、強烈な”出玉性能“で大きな波紋を呼ぶ一発台『CR今日もカツ丼』(豊丸)。今月18日にデビューを飾った本機だが、登場から間もなくして獲得出玉「10万発オーバー」が相次いだ。
その予想外すぎる出玉性能に当然ファンからは「ゲロ甘すぎる!!」「閉店と同時に並ぶわ!」と歓喜の声で埋め尽くされたわけだが……一方でパチンコホールは「本機の扱い方」に関して四苦八苦していた模様。そのため、販売元である豊丸はその責任を取り「代替手段」を余儀なくされたとの情報が浮上した。
ただ、こうした「予期せぬ挙動」で撤去されるケースは珍しくなく、近年では『パチスロサクラ大戦3』がその代表的な例である。
ホールから「最低設定でも収益が上がらない」との苦情が殺到。稼働を停止する店舗が続出し、メーカー側は「代替機との交換」「営業補填」などを行い、多額の損失を被ることになってしまったのだ。
こうして見ると、どれもユーザー側にとっては有利な不具合ばかり。もちろん、それはホールにとってマイナスとなってしまい、メーカー側は動かざるを得ないわけだが……。
その逆の「ユーザー側がマイナス」となるトラブルが、先日販売された新機種に発生しているようだ。それが、出玉スピード「時速3万発」と囁かれていたアノ大物である。
「高尾の『弾球黙示録カイジ HIGH&LOW』ですね。業界サイト『グリーンべると』によれば、本機の小当りRUSH中の”純増個数”について『開発サイド側が営業サイドに正確な情報を伝えることができず、運用機(実際の導入台)と見本機(営業用の台)の性能に大きな違いを生む結果になった』とメーカーから購入ホールへ”謝罪”があったことを報じました。
確かにデビューから間もなくして『小当りRUSHの性能』に違和感を覚えたユーザーは多かったですよ。『1時間RUSHが続いたけど3万発は到底ムリ』『試打動画のように増えなかった』と期待値以下の性能に不満が飛び交っていました」(記者)
導入当初はほぼフル稼働であったが、日を追うごとに空席が目立っていた印象の『カイジHIGH&LOW』。あまりにも速い”客飛び”にホール側から苦情が殺到するのも当然である。
射幸心を過度に煽った挙げ句”詐称”に近い「カイジ性能」問題は、ユーザー・ホールすべてを巻き込むトラブルだけに、収束することはしばらくなさそうだ。
(文=編集部)
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