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山崎元「耳の痛い話」(12月3日)

キャリアと人生で失敗しないポイントは、28・35・45歳?適職決め、定年後の目処…

文=山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表
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●セカンド・キャリアに向けた準備

 定年後を含むいわゆる「セカンド・キャリア」については、個人差が大きくなるが、長い期間にわたる準備が必要な場合が多い。会社から出向や役職定年を突きつけられてから後のことを考えるのでは、準備不足で十分な選択肢を持つことができない場合がある。

「45歳には、セカンド・キャリアについて目処を立てる」というくらいの心掛けが必要だ。何かを学ぶにせよ、将来の仕事の準備をするにせよ、社会貢献できる場をつくるにせよ、後の人生をより充実したものにするための準備に入りたい。会社任せ、成り行き任せでは、不本意なシニア・ライフになる可能性が大きい。

 場合によっては、自分から仕事のペースを落としたり、プライベートな時間を取ることができるような環境をつくったりするような、ライフ・スタイルに合わせた仕事の変更や調整が必要になる場合もある。

「28歳」「35歳」「45歳」。画一的に誰にでも、どんな仕事でも当てはまるというわけではないが、考え方としてご参考になるのではないかと思う。人生にあって最も貴重な資源は「時間」である。
(文=山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表)

山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表

山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表

経済評論家。楽天証券経済研究所客員研究員。(株)マイベンチマーク代表取締役。1958年北海道生。1981年東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社後金融関係の会社に12回の転職を経て現職。資産運用を中心に経済一般に広く発言。将棋、囲碁、競馬、シングルモルト・ウィスキーなどに興味
評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」

Twitter:@yamagen_jp

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