GJ > 競馬ニュース > 「継続騎乗」は異常行為!?  > 2ページ目
NEW

JRA福永祐一「継続騎乗」は異常行為!? 専門家「非常に危険」来週以降の騎乗見送りも「遅すぎる」の声

【この記事のキーワード】, ,

「当然の結果だと思いますね。軽傷とはいえ頭蓋骨を骨折して、気脳症まで起こしているわけですから。プロ野球など他の競技を見ても、頭部は極めてデリケートな箇所。絶対安静は至って常識的な判断だと思いますね。

無論、福永騎手本人は騎手としての責任感もありますし、痛みもあまりないことからも騎乗したいでしょう。何といってもダービー制覇は福永騎手だけでなく、お父さんの洋一さんも含めた福永家の悲願。それを達成させてくれたワグネリアンはすでに福永騎手にとって特別な馬。無理したい心情も理解できます。

ただ、問題なのは、本来ならそれを止めなければならないはずの”周囲”の人間が、ギリギリまでそれをしなかったこと。

『本人の意思を尊重した』と言えば聞こえはいいですが、落馬当日にそのまま騎乗させたJRAの医療関係者も含め、症状に応じて冷静にコントロールするのが医師を始めとした周囲の役目でしょう。本来なら落馬事後が発生した時点で、当面の騎乗などは見合わせるべきでした。

結果的にはそうなりましたが、ここまでずれ込んでしまったことには『遅い』と述べざるを得ませんし、違和感がありますね」(競馬記者)

 実際に福永騎手が今週末以降の騎乗に前向きなコメントを発表した際、松本クリニック院長を務める松本浩彦氏は『デイリースポーツ』を通じて「めっそうもない」と警鐘を鳴らしている。

 同氏によると「頭蓋内と外界が外耳孔などを通じて交通しているということで、非常に危険な状況になってもおかしくない」「最低でも1週間は絶対安静で、経過を見なくてはいけないと思います」とのこと。

 やはり専門家からすれば、福永騎手の継続騎乗は「異常な危険行為」そのものに映ったということなのだろう。

JRA福永祐一「継続騎乗」は異常行為!? 専門家「非常に危険」来週以降の騎乗見送りも「遅すぎる」の声のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  10. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々