多井：僕らの世代は、小学校とか中学校の時に女の子が麻雀をやると親に叱られる場合がほとんど。そういうので女性は不利な面があったかもしれないけど、それをMリ－グで変えていきたいですね。若い男の子だけじゃなくて、女の子にも「麻雀って面白いんだ」ってことを伝えることができれば女性プロの数も増える。そうすれば環境の差もなくなって、女性Mリ－ガーの数ももっと増えますよ。

――それでは、最後に抱負を。

多井：まだ始まったばかりですけどABEMASは好調なので、そのまま突っ走ります。できれば500くらい貯金したいですね。あと来シーズンは試合数を1.5倍くらい、パブリックビューイングも5倍くらいに増えてほしい。そのためにも、まずは今シーズンのMリ－グを全力で盛り上げていきます！

たろう：僕は普段、麻雀界が盛り上がるために「自分が勝てないなら、多井さんに勝ってほしい」と思ってますけどMリ－グはチーム戦なので、そんなことも言ってられません（笑）。チームメイトのためにも、全力でABEMASを負かしに行って優勝します。応援、よろしくお願いします。
（文＝浅井宗次郎）