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追加費用、トラブル…マイホーム建設で失敗する人々 ダメ住宅会社&営業マンの見抜き方

文=尾藤克之/ジャーナリスト、経営コンサルタント
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追加費用、トラブル…マイホーム建設で失敗する人々 ダメ住宅会社&営業マンの見抜き方の画像1「Thinkstock」より
 マイホームを建てることに憧れを抱く人は多く、実際に家を建てる際は、わくわくし希望に満ちる時間です。しかし意外と勘違いしがちなのですが、家づくりの本当の目的とすべきは、「良い家を建てること」ではなく、「家族が幸せに暮らすこと」にあります。『住宅のプロが教える 失敗しない! マイホームの建て方・買い方』(佐藤秀雄/ナツメ社)は、マイホームを購入してから後悔するようなことにならないため、気をつけるべきポイントを提示しています。

 そこで今回は、同書の著者である佐藤氏に

・家の建築・購入に当たって重視すべき点
・信頼できる業者の見分け方
・資金計画の重要点

などについて聞いてみました。

●信頼できる業者を選定する方法

–家づくりに当たって、最も重要なことはなんでしょうか?

佐藤秀雄氏(以下、佐藤) 家づくりでは、信頼できるパートナーを見つけることがとても重要です。土地探しは不動産業者、設計は設計事務所、住宅ローンは銀行、建築は住宅施工会社など、個別に依頼する人もいるかもしれません。これも間違いではありませんが、このような方法ですと、特に業界に詳しい人でない限り、多くの問題にぶつかるでしょう。

 例えば、「住宅会社への支払い期日なのに融資が実行されない」「土地を購入したが、造成が必要であることがわかった」「上下水道が引き込みされておらず、追加費用が多額にかかってしまった」「上棟式や地鎮祭、ご近所への挨拶回りの費用を考えていなかった」など、予想していなかった事態が起こるものです。

 そういったトラブルを防ぐためには、家づくりを考え始めた時から、引っ越しが完了するまで、すべて相談に乗ってくれるパートナーとなる会社を見つけることが重要です。相談窓口を一つにすることで、家づくりプロジェクトの進行を一括管理でき、建て主は安心してデザインや間取り、インテリアなどの計画に時間をかけることができます。

–信頼できるパートナーを見つけるコツはありますか?

佐藤 家づくりのパートナーといえば、まず思い浮かぶのが住宅会社でしょう。土地探しから、設計施工に至るまでトータルで請け負う会社であれば、一連の流れをすべて任せられます。しかし、ここで気をつけなくてはならないのが、信頼できない劣悪会社と契約しないことです。劣悪会社といっても、反社会的勢力の会社や、労働環境の悪いブラック企業という意味ではなく、依頼主にとって不利益となる会社のことです。住宅会社を選ぶ際、一般的にモデルハウスや現場完成見学会などに足を運ぶでしょう。そこで劣悪会社を見分けるポイントがあります。

『住宅のプロが教える 失敗しない! マイホームの建て方・買い方』 住宅会社の選び方、資金計画、土地選び、設計プラン、着工から完成までの流れなど成功する家づくりのノウハウを「住宅のプロ」がわかりやすく解説 amazon_associate_logo.jpg

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