JRA有馬記念「1週前追い切り」マカヒキ、サトノダイヤモンドに復調気配!?
12月23日に開催される1年の総決算・有馬記念(G1)。このレースに出走を予定する有力馬が続々と1週前追い切りを行っている。
今年の有馬記念を持って引退を発表しているサトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)。栗東CWコースでスプマンテは2馬身、サトノグロワールからは1馬身追走する形で3頭併せ。スプマンテに1馬身半ほど先着し、グロワールとは併入して6ハロン82.2秒、ラスト11.9秒を記録している。
「春は追い切りでもピリッとした動きをすることは少なく、併せた僚馬に先着を許すことさえありました。ただ秋以降は徐々に稽古でも良かったときを彷彿とさせるような走りを見せるようになっています。今回も軽やかな動きを見せてくれました。
前走のジャパンCは状態こそ良かったものの6着に終わりました。ですがあの時は時計が早すぎたため、後ろから競馬をするサトノダイヤモンドには厳しかったですね。しかし、今回の有馬記念ではそのような展開にはならないはず。2年前にキタサンブラックを撃破した思い出深いレースで、有終の美を飾ることが期待されます」(競馬記者)
その一方、一度発表した年内引退を取り消したのがシュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。来年も走ることを決めた同馬は栗東CWコースで3頭併せ。トップオブメジャーに3馬身、グランデストラーダに5馬身先着し、6ハロン80.6秒、ラスト12.1秒を記録している。
「併せた馬はどちらも2歳馬。さすがに力の差があるのか豪快な走りを見せてくれました。昨年の有馬記念は3着、そして今回は前走で騎乗できなかったH.ボウマン騎手が鞍上を務めます。中長距離を得意としているだけにここでも一撃が期待できそうです。来年は、春は天皇賞、秋はアメリカに渡りBCターフへの挑戦も予定されているとのこと。好走して来年に向けてはずみをつけたいところでしょう」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
17:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か