「一見すると従来の甘デジスペックですが、実は『出玉性能が非常に高い』との声が多い。そのワケが”大当り性能”にあり、アタッカーに入賞したときの賞球数が14個と限界ギリギリ（規則上の最大は15個）に設定されているんです。

他の新規則甘デジと比較すると一目瞭然で、『PAミルキーバー』は12個、『PA地獄少女 宵伽 設定付』は10個とその差は明白。

もともと、通常時最速の消化スピードを持つ『海物語』ですが、それに賞球数を上げることによって『出玉スピード』はさらに向上。これらの要素が、新規則のなかで”最も攻めた”スペックと言われる要因です」（元業界関係者）

　同じ甘デジタイプである最新作『PAドラム海物語IN沖縄』も限界スペックと思われていたが……残念ながら賞球数は10個とかなり少なめ。ただ、連チャン率は比較的高く、時短性能も悪くはない。遊びやすいという点では『ドラム海物語』の方が上回る印象だ。

　導入予定は来年2月。新規則初『ドラム海』のデビューが待ち遠しい。
（文＝編集部）