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肩と首のコリ、伸ばしても治らない!ロダンのポーズで治る?その生活習慣をやめなさい

文=編集部
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 パソコンをはじめとするデスクワークだけでなく、移動中の姿勢から首を痛める人も多い。スマートフォンの長時間操作、仮眠時の悪姿勢、長時間の読書、満員電車での窮屈な姿勢など、原因はそれぞれだが、コリを感じた時に多くの人たちは“伸び”のストレッチを行う。だが、“伸び”のストレッチでは改善されないからこそ、今も多くの首コリ・肩コリ対策本が出版されているのだろう。

 しかし、その首コリ・肩コリ対策本にある治療法は、解剖学の理論にのっとっていないケースも多い。さらに、治療される側にも問題がある。

「西洋医学は、患者をデータとして見ています。レントゲンやMRIが最たる例です。反対に東洋医学は、なかなか数値化できません。例えば、東洋医学で腰痛が治ったとしても、体に染み付いた癖の影響で、すぐに戻ってしまうことがあります。そうすると『治らない』といわれてしまいます。体を悪くしたのは、その人自身なのですが、本人は自分が悪いとは考えません。『病院に行って一度は良くなったけど、結局ダメだった』と結論づけてしまいがちです。しかし、そこにデータがあれば、納得させることができるのです。そのような意味で、西洋医学のほうが信頼度は高いのかもしれません」

 だからこそ、日常の悪習慣が生む現代病を抱える人たちは、増加傾向にあるのだろう。本来は、虫歯にならないために毎日歯を磨くのと同じように、日常の動作から変えていかなければいけないのにもかかわらず、自身の癖を顧みず、医療に頼り切っているからだ。

プロスポーツ選手も納得の理論

 元バレーボール日本代表選手で、現在ビーチバレー選手として2016年のリオデジャネイロオリンピック出場を目指している田中姿子選手は、日常の癖を改善したことで肩のケガを克服した。「夏嶋先生に言われた動作を意識するだけで全然違う」と、癖を治すことで得られる効果を力強く語る。

 それは、元サッカー日本代表の久保竜彦氏も同様だ。

「トレーナーに『走る時に肩が下がっている』と言われた瞬間は直るが、無意識になると元に戻る。それの繰り返しだった。しかし夏嶋先生は違う。そもそもの元を正す。足指が歪み、膝が内側に入って反り腰になる。そのため肩が下がり、頭の位置が悪くなると、理論的に元から治していく」(久保氏)

『ロダンのポーズ~』では、首コリや肩コリを治すストレッチだけではなく、首コリや肩コリにならない正しい姿勢にも触れている。上半身に特化した濃い内容となっており、『足指をまげるだけで腰痛は治る!』(著:石井紘人、監修: 夏嶋隆/ぴあ)と併せて読めば、さらに効果的だ。

 年齢を重ね、慢性的な痛みを持つ人は、国内には何千万人もいるといわれる。痛みを我慢して日々を過ごすのではなく、本書に目を通してみてはいかがだろうか。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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