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競輪「女子最強」小林優香の圧倒的強さとは。「バレーから競輪」驚きの身体能力と成績
ガールズケイリンは2012年小倉で産声を上げた。通常の競輪とのルールの違いや迫力に欠けたレース展開により、当初の目的であった競輪人気復活の起爆剤にはなれなかった。
だが近年、全体のレベルアップに伴いガールズケイリンは非常に見応えのあるものになっている。キレ味抜群の石井寛子(東京104期)、レース巧者梶田舞(栃木104期)、中川諒子(新潟102期)の捲り差し、自在型の山原さくら(高知104期)、石井貴子(千葉106期)選手、荒牧聖未(栃木102期)選手、シャープな先行捲りの高木真備(東京106期)、人気No.1で女子最高のトップスピード児玉碧衣(福岡108期)、豪快な徹底先行のスタイルの奥井迪(東京106期)など、トップレーサーたちの走りは男子競輪と比べても遜色ないものになってきた。
その中で一人、飛び抜けた選手がいる。「怪物少女」と恐れられる小林優香(福岡 106期)だ。高校時代はバレーボールでインターハイに出場しオリンピックを目指していたが、身長が低かったことにより断念。一転し競輪でのオリンピックを目指し、競輪学校へ入学した。競輪学校では58戦50勝、ゴールデンキャップ賞(競輪学校の最高位の賞)を男子も含めて唯一の複数回獲得するなど別格の力を見せ、在学中にナショナルチーム入りを決めた。
ガールズケイリンのデビューは2014年。初出走からいきなり勝利を挙げ、そこから破竹の22連勝。梶田舞に破れ一度は連勝が止まったが、その年再び22連勝と最多連勝記録を樹立した。2015年にはガールズケイリン歴代最高獲得賞金29,767,000円で賞金女王に輝いた。男子を含めた記録でも歴代獲得賞金35位の快記録だ。
そのあまりの強さに、ガールズケイリンの平均オッズが20倍なのに対し、小林が出走するレースの平均オッズは4倍前後となる。2車複では1.0倍になることも珍しくない。
小林の通算成績を見ればその理由は明確だ。出走201回中、57回優勝、1着181回2着9回3着5回、着外1回棄権3回失格4回、勝率90.0%、2連対率94.5%、3連対率97.0%と落車を除けば12回しか負けていない。2015年の初失格時にはガールズケイリン史上最高の払戻金3連単142万円が出たことでも、圧倒的な強さが分かる。
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