「皐月賞前哨戦で直接対決をすることになったヴェロックスとワールドプレミア。『netkeiba.com』の事前予想オッズでは、ワールドプレミアが2倍で、ヴェロックスは2.1倍。どちらに軍配があがってもおかしくないと見られているようです。

　この2頭の鞍上を務めた川田騎手、武豊騎手のふたりは、ともにまだこの馬たちが競走馬として完成していないと話し、その将来性を高く評価していました。ここでひとまずの決着を見せたとしても、この2頭のライバル関係は今後も続くのではないでしょうか」（競馬誌ライター）

　ヴェロックスとワールドプレミアの2頭の実力が抜きん出ていると見られている若葉S。だが、出走を予定しているブラックタイド産駒のミッキーブラック、ホープフルS（G1）4着のコスモカレンドゥラ、京成杯(G3）で5着に入ったリーガルメインらも、皐月賞の切符をかけて虎視眈々と上位進出を狙っている。若駒たちのレースであるため、大番狂わせがあってもおかしくはない。

　今年の若葉Sはどのような決着を見せるのだろうか。