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JRA石橋脩「レーン地獄」で精神ギリギリか……ルメール復活で待ち受ける「魔の6月」

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 D.レーン騎手の勢いが止まらない。

 日本参戦2日目で初勝利をあげると、その日のうちに4勝。そして翌日はメールドグラースで新潟大賞典(G3)を勝ってJRA重賞初制覇を達成した。その後、C.ルメール騎手が騎乗停止になると、その”代役”に抜擢され、多くの有力馬に騎乗してさらに勝利を積み重ねている。

「元から評価は高かったですが、それを盤石のものにしたのはヴィクトリアマイル(G1)ですね。道中は脚をため、最後の直線では外から鋭く伸びて差し切り勝ち。同馬の池谷誠一オーナーも『たぶん、あの乗り方以外では勝てなかったと思う』と大絶賛。ノーザンファームも大満足しているようです」(競馬記者)

 これから暫くの間は”レーン旋風”が吹き荒れることになるだろう。だが、それに押される形で存在感を失いつつある騎手がいるという。石橋脩騎手だ。

「前哨戦は、ラッキーライラックでまさかの大敗。ヴィクトリアマイルで負ければ、常々ウワされていた乗り替わりも現実味を帯びるとあって、まさに背水の陣で臨んだはず。ですが、結果は無念の4着。

 ある調教師は『最近あまり勝ててないし、余計に焦ったのかな。もうワンテンポ仕掛けを待っていればかなり際どい勝負になっただろうけど』と話していました。ちょっと気合いが空回りしてしまったようですね」(競馬誌ライター)

 歯車に狂いが生じているようにも思える石橋騎手。また、レーンのエージェントは石橋騎手と同じ森山大地氏が務めている。ノーザンファームからの猛プッシュもあるのだろうが、有力馬がレーン騎手に偏る傾向が強いようだ。

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