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JRA「今年も平地」オジュウチョウサン大いなる野望は続く! あの「超良血」にもすでに勝利

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 宝塚記念(G1)出走を断念した最強ハードラー・オジュウチョウサン(牡8歳、美浦・和田正一郎厩舎)。同馬が11月30日のステイヤーズS(G2)への出走を視野に入れていることがわかった。

 オジュウチョウサンを管理する和田調教師は、「スポニチ」の取材に対し、「オーナーの夢として平地重賞を勝たせたいというのがある」とし、秋は「平地の自己条件(3勝クラス)を使って」からステイヤーズSへ向かうプランを明かした。秋のレースには主戦の石神深一騎手が手綱を握る予定。

 オジュウチョウサンは、4月の中山グランドジャンプ(G1)で史上初となる4連覇を達成。その後、ファン投票の得票の多い上位10頭に優先出走権が与えられる『グランプリ』宝塚記念への出走を表明。投票では8位に選出されたものの、先日、疲労の蓄積などを理由に出走回避を発表していた。

「ときには4000メートルを超える障害レースで無類の強さを発揮し、そのスタミナには定評があるオジュウチョウサン。昨秋の平地戦挑戦のときも、『重賞ならばアルゼンチン共和国杯(G2、2500メートル)か、ステイヤーズS(3600メートル)と言われていました。

 ステイヤーズSはJRAの平地競走で最も距離が長く、”マラソンレース”の異名も持ちます。オジュウチョウサンがどこをステップにしてここに挑戦するのかわかりませんが、出走が叶えば名うてのステイヤーたちとの熱いバトルを繰り広げてくれそうです」(競馬誌ライター)

 オーナーの悲願であるオジュウチョウサンでの平地重賞勝利。馬齢も8歳と高齢であるため、今年が最後の挑戦であることも考えられる。

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