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凱旋門賞「JRA勢は無理」武豊の重賞未勝利馬にも完敗で挑戦に疑問も。フィエールマンら「燃え尽き症候群」先輩の傾向が心配

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凱旋門賞「JRA勢は無理」武豊の重賞未勝利馬にも完敗で挑戦に疑問も。フィエールマンら「燃え尽き症候群」先輩の傾向が心配の画像1

 

 日本時間6日夜に行われた仏・凱旋門賞(G1)。史上初の三連覇を狙った英国の女王・エネイブルが、ついに敗れた。

 勝ったのは仏の5歳馬ヴァルトガイスト。前哨戦のフォワ賞を圧勝して臨んだこのレース、最後の直線で強烈な追い込みを決め1・3/4差をつけ、英国の野望を打ち砕いた。3着には今年の仏ダービー馬ソットサス、パリ大賞典とインターナショナルSを連勝してきた英国のジャパンが4着に入った。

 レースは見応え抜群の名勝負だった。各陣営が警戒した通り、当日のロンシャン競馬場の馬場は非常に重かった。実際に先行して上位に残れたのはエネイブルのみで、逃げたドイツの強豪ガイヤースは下位に沈み、堅実に連に絡む2番手追走のマジカルも5着に敗れている。

 そんな状況でも、残り200mで一気に抜け出し、ソットサスとジャパンを一瞬で置き去りにしたエネイブルの走りはまさに女王だった。ただ、ここでまさに「覚醒した」といえるヴァルトガイストの稲妻のごとき末脚までは予測ができなかったのかもしれない。古馬の牡馬が勝利したのは2007年ディラントーマス以来12年ぶり、5歳での勝利は2002年マリエンバード以来17年ぶりという快挙であり、斤量面からいわれる「牝馬有利」「3歳有利」の定説を覆した。

 重い馬場の中を積極的に勝ちに行き、他馬の目標にされながらも優勝まであと一歩まで迫ったエネイブル、そのエネイブルを完璧に捉え切ったヴァルトガイスト。まさに欧州最強を決めるにふさわしいレースだったといえるだろう。

 そして、そのはるか後方で今年も成すすべがなかったのが日本馬たちだ。

「キセキが7着、ブラストワンピース11着、フィエールマンは最下位の12着に終わりました。勝ち馬ヴァルトガイストとキセキの着差は20馬身以上あり、まさに蚊帳の外。それでもキセキがまだマシな走りだったのは、現地フォワ賞を挟んでいたからでしょうか。札幌記念組はまったく勝負にすらなりませんでしたね。

 日本とは比較にならない重い馬場で、厳しいレースを強いられました。タイムは2:31.97でしたが、今回のような馬場では『決して遅くないタイム』で、日本馬はペースについていけなかったと見るべきでしょう。3番手でレースを進めたフィエールマンが残り1000m時点ですでにバテていたことが、何よりの証明です。

 結果的に、現地馬で未勝利戦しか勝ったことのない武豊騎乗のソフトライト(6着)にも大きく先着されてしまった事実を見るに、やはり『適性』が日本と欧州でまるで異なるということは確かでしょう。毎年そこかしこでレコードが更新される日本の軽い高速馬場とはそもそも『競技』が違うということ。タフな馬場が通常の欧州馬とで勝負にならないのも必然です。そしてそれは、そっくりそのまま欧州馬が日本に参戦した際も当てはまります」(競馬紙記者)

 日本馬が欧州に行けば惨敗、欧州馬が日本に行けば惨敗……そうなる未来が「見えている」といっても過言ではないほど、両者の間には大きな溝がある。そしてそれは、凱旋門賞に挑戦することそのものへの疑問にも繋がりかねない。

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