GJ > 競馬ニュース > 川田将雅ダノンプレミアム完敗
NEW

JRA川田将雅「ダノンプレミアム完敗」でリーディング首位陥落……天皇賞・秋「やはりアーモンドアイは強い」春から独走もルメールついに捉える

【この記事のキーワード】, ,

JRA川田将雅「ダノンプレミアム完敗」でリーディング首位陥落……天皇賞・秋「やはりアーモンドアイは強い」春から独走もルメールついに捉えるの画像1

 ついに並ばれ、そして交わされた。

 27日、東京競馬場で開催された天皇賞・秋(G1)はアーモンドアイ騎乗のC.ルメール騎手が優勝。この勝利によって、今年133勝目。勝利数で川田将雅騎手と並び、2着の数でリーディングトップに躍り出た。

「令和初の天皇賞を勝つことができて、すごくうれしい」

 レース後、ルメール騎手は満面の笑みだった。それもそのはず「天皇賞」は昨年の秋、今年の春に続いて3連覇。それだけでなく、この日3勝を重ね、ついにリーディングトップの川田騎手を捉えたのだ。

「今年のリーディング争いは、自身初のリーディング獲得に向け、川田騎手がずっとトップを走ってきたんですが、ついに捉えられましたね。今週も3勝していますし、決して川田騎手が失速したというわけではなく、単純にルメール騎手が凄すぎた結果でしょう。

もちろん、まだシーズンが終わったわけではありませんが、最近の勢いを見るとルメール騎手に大きく分がありそうです」(競馬記者)

 ルメール騎手が前レースを勝ったことで、川田騎手にとっては、わずか1勝差に迫られた中での戦いとなった天皇賞・秋。

 川田騎手の騎乗馬ダノンプレミアムは、最後の直線で必死にアーモンドアイに食らいついたが、最後は3馬身差と力の差を見せつけられ「スムーズに自分の競馬はできましたが、やはりアーモンドアイは強いですね。『(ダノン)プレミアムなら……』と思って挑みましたが、やはり強かった」と白旗を挙げる他なった。

 この日、川田騎手は最終レースの騎乗がなかったため、ここでルメール騎手のリーディングトップ逆転が決定。133勝で両者並んだまま、残り2カ月を迎えることとなった。

「今年の天皇賞・秋は、強い馬が力を出し切った素晴らしいレースになりました。そして、それらを導いたジョッキーたちも1着・ルメール騎手、2着・川田騎手、3着・戸崎圭太騎手と、これまたリーディングの順位通り。リーディング4位の福永祐一騎手も5着でしたし、人馬共に高いレベル同士の共演だったと思います」(同)

 人馬共にほぼ力通りに決まったこともあり、同時にまるで騎手たちの今の勢いを象徴するような結果にもなったということか。

 勝ち星で並ばれたとはいえ、まだまだチャンスのある川田騎手。相手は2年連続のリーディングジョッキーだが、天皇賞・秋のように3馬身もちぎられるわけにはいかない。

JRA川田将雅「ダノンプレミアム完敗」でリーディング首位陥落……天皇賞・秋「やはりアーモンドアイは強い」春から独走もルメールついに捉えるのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  5. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  6. 「6戦5勝」の怪物候補が大阪杯(G1)除外危機!? 主戦・川田将雅不在の「代打」にも見限られて崖っぷち…
  7. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  8. 千葉ロッテ吉井理人監督「愛馬」がJRAで初出走初勝利! 馬主デビューのきっかけになった母の仔で中央競馬を席巻?
  9. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々
  10. 兄はステイゴールド!スイープトウショウも完封したあの馬は、“みんなの”お母さんに!