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JRAマイルCS(G1)ペルシアンナイト「復調気配」天才マーフィーの手綱に超得意舞台と不気味
下半期最強マイラー決定戦であるマイルCS(G1)。登録17頭中、G1勝ち馬が5頭も揃う豪華な1戦となるが、そこで復活を果たしたいのが、ペルシアンナイト(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
今年に入って初戦の金鯱賞(G2)こそ4着だったが、大阪杯で11着、安田記念は10着とG1競走で2戦連続二桁着の大惨敗を喫してしまう。
これまで陣営は夏を休養にあて、10月の富士S(G3)をステップに11月のマイルCSを向かうローテを組んでいた。しかし今年は立て直しをはかるためか、札幌記念(G2)への出走を決断。ここで結果を残して秋に備えたいところだったが、ブラストワンピース、フィエールマンら年少のG1馬に遅れを取って5着に終わっている。
そしてついに陣営は騎手の乗り替わりを決め、前走の毎日王冠(G2)でM.デムーロ騎手から、A.シュタルケ騎手にチェンジ。結果は4着に終わったものの、シュタルケ騎手はレース後、「勝った馬が強かった」と勝ち馬を称えつつ、「この馬の力は出せたし、内容は良かった」とそのレースぶりには満足気だった。
「デムーロ騎手にとってはこの乗り替わりは残念でしょう。それでも、ここまでチャンスをもらいながらも結果を出せなかったので、ある程度納得しているのでは?
シュタルケ騎手は帰国しているので、今回はO.マーフィー騎手に白羽の矢が立ったようです。前走でペルシアンナイトは最後の直線で粘りを見せるなど、久々にらしい走りを見せてくれました。さらにマイルCSは一昨年勝利をあげ、昨年はアタマ差で2着となるなど得意としています。ここで一変しても不思議ではないですね」(競馬誌ライター)
2年前の再現を行いたいペルシアンナイトは、ウッドで1週前追い切り。僚馬に1馬身先着し、6F80秒3、ラスト11秒6を記録。「東スポ」取材に応えた池江調教師は、「内容は悪くなかった」と語り、とくに「動き自体は前走よりいいね」と状態面に太鼓判を押している。
「ペルシアンナイトは京都競馬場のマイル戦で3走し、馬券圏内を外したことがありません。誰もが期待するのは当然でしょうね。
ただ、鞍上を務めるマーフィー騎手が、低調なのが気になります。昨年の暮れから今年の頭にかけて怒涛の勢いで勝利を積み重ねたことは記憶に新しいです。しかし、秋の来日以降はまだ2勝。デイリー杯2歳S(G2)では、2番人気に支持された素質馬サクセッションで6着に終わるなど、以前の活躍は鳴りを潜めています。今年初旬の活躍で他騎手からのマークが厳しくなっているのかもしれませんが、そろそろ結果がほしいところでしょう」(競馬記者)
ペルシアンナイトとマーフィー騎手。ここで好走して人馬ともに復活の狼煙をあげたいところだが、果たして……。
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