GJ > 競馬ニュース > ヴァーダイト「4馬身差」圧勝デビュー
NEW

JRA超良血馬ヴァーダイト「4馬身差」圧勝デビュー! 川田騎手「問題なくいい競馬」兄姉にG1馬多数

【この記事のキーワード】, , ,

JRA超良血馬ヴァーダイト「4馬身差」圧勝デビュー! 川田騎手「問題なくいい競馬」兄姉にG1馬多数の画像1

 今年も、この血統が競馬界を沸かせてくれそうだ。

 15日、阪神競馬場で行われた新馬戦(芝2000m)は、2番人気のヴァーダイト(牡2歳、栗東・音無秀孝厩舎)が快勝。姉にマリアライト、兄にもクリソベリルを持つ超良血馬が、まずは上々のデビューを飾った。

 姉に宝塚記念とエリザベス女王杯を勝ったマリアライト、兄に今年のチャンピオンズCを制したクリソベリル。日本屈指の超良血馬ヴァーダイトのデビュー戦は、姉と同じディープインパクト産駒だけに、やはり「芝」だった。

 9頭立ての2000mで行われた新馬戦。ゲートこそ、ソロリと出たヴァーダイトだったが、二の脚を使って先頭集団へ。外からハナを主張したウィズダイヤモンズを先に行かせる形で2番手につけた。

「一度調教で乗った時より、だいぶ成長していました。体つきも良くなっていましたね」

 第4コーナーでウィズダイヤモンズを交わして先頭に躍り出たヴァーダイト。各馬も必死に追い上げるが、その差は開くばかり……最後は鞍上の川田将雅騎手が持ったまま、ゴール板を通過した。

「スタートで軽い接触があった際はヒヤッとしましたが、ここでは能力が違いましたね。まだまだ幼い面がありそうで、今日は能力だけで勝ったという印象。調教の動きから陣営は坂を課題に挙げていましたが、レースでは特に問題ないように見えました。血統的にも、将来が非常に楽しみな存在です」(競馬記者)

 この結果に、音無調教師も「稽古は動いていなかったけど信じていました。芝タイプですね」と今後の路線を確信。その上で「2番手で押し切って、今回はもまれていない。もまれる競馬をしてどう成長していくか」と課題を挙げていた。

 気になる今後に関しては「まだ分かりません」とじっくりいく方針のようだ。

「問題なくいい競馬をしてくれましたし、この血統らしく成長してくれればと思います」と兄クリソベリルの主戦も務める川田騎手。古馬になって本格化する血統だけに、来春のクラシックだけでなく、先々も楽しみな逸材だ。

JRA超良血馬ヴァーダイト「4馬身差」圧勝デビュー! 川田騎手「問題なくいい競馬」兄姉にG1馬多数のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  5. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  6. 「6戦5勝」の怪物候補が大阪杯(G1)除外危機!? 主戦・川田将雅不在の「代打」にも見限られて崖っぷち…
  7. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  8. 千葉ロッテ吉井理人監督「愛馬」がJRAで初出走初勝利! 馬主デビューのきっかけになった母の仔で中央競馬を席巻?
  9. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々
  10. 兄はステイゴールド!スイープトウショウも完封したあの馬は、“みんなの”お母さんに!