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ミカエル・ミシェル「御褒美」がすごい……藤田菜七子と再戦も間近
ついにその日がやってきた。
29日、川崎競馬の第5レースで、ミカエル・ミシェル騎手がベルロビンに騎乗し、優勝。今年、来日3日目、地方通算14戦目にしてうれしい初勝利をあげている。
単勝1番人気に支持されていたミシェル騎手×ベルロビン。道中2番手で進み、手応え十分で最後の直線を迎えると、そのまま後続を突き放してゴール。2着に6馬身差をつけて勝利を飾った。
この日は川崎記念(G1)当日ということもあり、平日にもかかわらず、1万人を超える来場者数を記録。ゴールした瞬間には大きな歓声があがった。多くのファンから勝利を祝福されたミシェル騎手は、「本当にうれしくて信じられない」と喜びを爆発させていた。
「初日には勝利こそなかったものの、2着1回、3着2回を記録していたので、初勝利もそんなに遠くはないと思っていましたが、ついにやってくれましたね。これからどんどん日本の競馬に慣れてくれれば、さらに好成績を残してくれるはずです。」(競馬誌ライター)
ミシェル騎手の初白星に湧いた川崎競馬場だが、喜んだのはファンだけではないようだ。ミシェル騎手を受け入れている山崎裕也調教師は、我がことのように喜び、「スポニチ」の取材に「良かった。次はうちの厩舎の馬で勝ってほしい」と明かし、さらに「川崎開催が終わったらスタッフや関係者を温泉に連れて行く」と、彼女を連れて大盤振る舞いする予定であることを明かしている。
川崎開催は31日で終了。ミシェル騎手は最終日も6鞍に騎乗予定だ。その後、温泉で骨を休めたミシェル騎手は、2月3日から開催される大井競馬で騎乗を再開、さらに4日に高知競馬場から始まり、佐賀競馬場、名古屋競馬場を舞台に行われる『LVRレディスヴィクトリーラウンド』にも参戦予定だという。
また日本だけにはとどまらず、月末にはサウジアラビアの騎手招待レース(2月28日、キング・アブドゥル・アズィズ競馬場)、さらにその翌週にはスペインで行われる騎手招待レース(3月8日、サルスエラ競馬場)にも出場を予定している。どちらのレースにも藤田菜七子騎手も参戦することが決定しているため、ふたりは異国で再戦を果たすことになりそうだ。
一挙手一投足が注目され続けているミシェル騎手。今後の活躍にも期待したい。
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