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JRAきさらぎ賞(G3)は1勝馬同士の対戦に! 早熟血統ストーンリッジに注目せよ!!

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 「黒、袖青、黄鋸歯型」と言えば、金子真人ホールディングスの勝負服である。

 クラッシック戦線でこの勝負服を見ると、つい気になってしまうという人も多いだろう。9日(日)に京都競馬場で行われるきさらぎ賞(G3)にも、金子真人ホールディングスのストーンリッジ(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)が登録している。

 前走は昨年11月に阪神競馬場で行われた、芝1600mの新馬戦に出走。L.デットーリ騎手が手綱を取り、道中2番手から直線で抜け出して快勝。上がり3ハロン33秒1の決め手に、記者は「高い素質を持つ馬だからこその勝ちっぷりだった」と語る。

 ディープインパクト産駒で、母親はクロウキャニオン(母父フレンチデピュティ)。ボレアス(2011年レパードS)、カミノタサハラ(2013年弥生賞)といった重賞勝ち馬を送り出した配合だ。ストーンリッジも、こうした血統背景を持つ馬だからこその期待を持って注目している人が多い。

 だが、ボレアスやカミノタサハラを含め、全兄や全姉は2~3歳時に実績を挙げている馬が多い。G1のトライアルレースなどで馬券圏内に入る素質はあるが、古馬になって頭打ちになってしまう馬が目立つ。早熟な馬が産まれる傾向が強い母系なのかもしれない。

 ストーンリッジも全兄や全姉と同様に、早熟なタイプなのかもしれない。もし、本当に早熟なのだとしたら、狙うなら今だ。同世代の馬たちの対戦が続く、この時期こそ買い目に不可欠な1頭と言えるだろう。

 今年のきさらぎ賞に登録された馬たちをよく見て欲しい。東京スポーツ杯2歳S(G3)で2着に入ったアルジャンナや、札幌2歳S(G3)2着のサトノゴールドなどといった、既に重賞レースで実績を残している馬たちに注目が集まっている。特にアルジャンナは『netkeiba.com』のオッズで1.8倍という、断然人気が予想されている。

 しかし、そのアルジャンナやサトノゴールドを含め、既に2勝目を挙げている馬は1頭もいない。今年は1勝馬同士の対戦となるきさらぎ賞なのだ。

 1勝馬同士ということは、現時点での完成度が勝敗を大きく左右する。既に重賞で馬券圏内に入っている馬たちも、完成度の高さから実績を挙げていることになるのだが、早熟な血統背景を持つストーンリッジのような馬も、キャリア1戦とはいえ、既に高い完成度でこのレースに挑んでくる可能性は高い。

 一度新馬戦を使われただけの馬は、「キャリアが浅い」という理由から生じる不安が少なくない。だが、その不安が馬券面での妙味を生むことがあるのが、きさらぎ賞のような3歳世代同士が対戦する重賞競走の面白さでもある。

 新馬戦で手綱を取ったデットーリ騎手は「残り200mでようやくエンジンがかかった」とコメントしている。早熟血統の馬でも、デビュー戦はそんな危うさを抱えているのだ。一度使われた上積みを考えると、ストーンリッジは馬券を買うなら今回という考え方は十分に成立するはずだ。

 今回はA.シュタルケ騎手が手綱を取る予定となっている。騎手という視点でも見てもストーンリッジは魅力的な存在と言っていいだろう。きさらぎ賞に挑む「黒、袖青、黄鋸歯型」はどんなパフォーマンスを見せるのか、期待と共に見守りたい。

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