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人気ライター「パチスロ」との出会い!「激アツ」な時代を振り返る【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.11】

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 新年一発目と言うことで、前回・前々回は未来志向なお話しをしていただいたわけだが、今回はガラッと話題を変えて。スロッターとしては共に30年選手だという「アニかつ」と「濱マモル」に、ちょいと昔のエピソードなんかを披露していただくとしよう。

●●●

──そもそも、お二人はどのような経緯でパチスロを打つようになったのでしょう。

アニマルかつみ(以下、アニ):まぁ、話すと長くなるんだけど。

濱マモル(以下、濱):ですね。

アニ:濱ちゃんは、いつ頃から?

濱:アタクシは……これ、言っちゃっていいんですかね。「十代後半」としておきますか。

アニ:えらい早熟だね。まぁ、当時のパチンコ店は小さい子供もフツーにいたし、いまと違ってずいぶんとおおらかだったからな。

濱:ですね。最初はまぁ、ハネモノを打ってチビチビとタバ…あ、いや、小遣いを稼いで。打ち止めして勝ったらセブン機で勝負…って感じですか。

アニ:わらしべ長者的に転がしてゆく、と。

濱:ですね。で、ガキだからクギなんて読めないんですけど、セブン機を打ってる時にふと思ったんですよ。「回らないのに玉を打ってるのって、無駄なんじゃないか」って。

アニ:うむ、確かにそれはあるな。

濱:パチスロって、コインを3枚入れてレバー叩いたら回るわけじゃないですか。でもセブン機は、そうじゃない。同じお金を遣うにしても、パチスロの方が公平なんじゃないか、って。

アニ:どちらも抽選を受けるところから始まるべきなのに、パチンコはクギが悪いとその権利すら満足に得られないからな。

濱:そうなんですよ。まぁ、気づくのに2年くらいかかったんですけど。

──アニかつさんがパチスロを打ち始めたのは、どのようなきっかけでしたか。

アニ:自分の場合はね、濱ちゃんみたいなのとはぜんぜん違って、ほんとたまたま。

濱:両替機とコイン貸し機を間違えて……。

アニ:そうそう。その日、朝からパチンコでえらい負けてアツくなっててね。最後の1万円札を両替機だと思って入れたら、コインが「じゃらじゃらじゃらーっ」って出てきて。

濱:アタクシも昔、何度かやりました。

アニ:うん。自分もそれが初めてじゃなくて、前にやった時は景品に替えたりしたんだけど、その日はもうヤケになってたから。「いいや、パチスロ打っちゃえ」ってね。

濱:チャレンジャーですね。

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