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JRAマーチS(G3)トップハンデも「問題なし」! クリンチャーが「二刀流」へ名乗りを上げる!

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 31日(火)に中山競馬場で荒れるハンデ重賞・マーチS(G3)が開催される。トップハンデ57.5kgを背負うクリンチャー(牡6歳、栗東・宮本博厩舎)に注目したい。

 前走の仁川S(L)が初のダート挑戦となったクリンチャー。結果は惜しくも2着だったが、直線では上り最速の鋭い末脚を発揮して、勝ち馬に半馬身差まで詰め寄る好内容。これまでの芝レースの不振が嘘のような走りで、ダートに新境地を見出した。

 今回、初のダート重賞挑戦でトップハンデを背負うことになるが、全く悲観する必要はない。なぜなら、マーチSは過去10年で1番人気が未勝利の荒れるハンデ重賞として有名だが、決してトップハンデ馬が好走しないわけではないからだ。

 昨年は1着から順に、8番人気サトノティターン、11番人気ロンドンタウン、12番人気リーゼントロックという波乱の決着で、三連単124万620円の高配当が飛び出した。しかし、人気薄ながら2着のロンドンタウンはトップハンデ馬。また2013年はトップハンデ馬の2番人気グランドシチー、6番人気バーディバーディのワンツーで決まっている。

 またダート1戦のキャリアながら、クリンチャーがダートで好走する血統的な裏付けもある。

 クリンチャーの母父はブライアンズタイム、祖母ミスシャグラはアメリカ産馬とダート向きの血統。実際に兄弟馬はダートを中心に好走しており、兄フォースフルはJRAのダートレースで3勝を挙げている。

 また父・ディープスカイの産駒も、意外にもダートに好走傾向がある。これまで同産駒は芝レースに延べ675回出走し、勝率5.9%、複勝率13.8%。対してダートレースは延べ1448回出走し、勝率7.1%、複勝率19.5%と出走回数が多いことも含め、芝よりダート適性があると言える。父の現役時代からは、想像がつかないだろう。

 芝からのダート転向と言えば、今年のフェブラリーS(G1)で同じ6歳馬のモズアスコットが芝・ダート二刀流G1王者になったばかり。同馬も母系の血統にダート適性があった。

 そんなモズアスコットと比べて、クリンチャーの芝での実績は、G1勝ちこそないが負けてはいない。2018年の京都記念(G2)でアルアイン、レイデオロ、モズカッチャン、ディアドラといった同世代のG1馬を抑えて重賞勝ち。また菊花賞(G1)で2着、天皇賞・春(G1)で3着と、G1レースでも好成績を残している。

 かつて世代トップクラスの評価を得たクリンチャーが、マーチSでトップハンデを克服し勝利することができるだろうか。モズアスコットとの芝・ダート二刀流対決の実現を楽しみにしたい。

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