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羽根物「パチンコ大賞」!「超リバイバル」が賛否の大賞!!

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「にいちゃん、よかったな」

『日本統一』すぎる顔をした店員さんにそう声をかけられた時、赤の他人にはぎこちない笑顔しかできない人見知りな私が100%の微笑みを向けることができたのである。パチンコ屋は人としての私にやさしい場所である。むろん、客としての私にはやさしくない。

 さて、冒頭の話のように、平成初期にホールで働いていた店員さんには陰のある強面の人がまあまあの確率でいた。特に私が懇意にしていた小規模個人経営ホールには、パンチパーマだとかリーゼントみたいな髪型が多く、むしろそっちが社則なのかと疑うほど、ほとんどの人が白竜か小沢仁志か紳助竜介なのである。

 ドル箱がいっぱいになったので呼び出しボタンを押すと、睨みを効かせながら私ごときの箱を気だるそうに持ち上げて新しい箱を無造作に差し出していただける。ある時などは、お前が替えろと言わんばかりに空のドル箱だけ投げつけられるパターンもあった。

 なので、『パチンコ大賞』のあんな働き者の店員などフィクションなのである。
玉を貯めようとドル箱を空高く掲げ、せっせと大当りを継続させるために働いてくれる。そんな店員はいないのである。と思ったが、通常時は玉の動きを妨害しているので逆に妙なリアリティーがあったりするか。

 まあ、リメイク版がリリースされた2009年なら、この「オヤジ」が標準である。初代が1990年の登場なので、ほぼ20年。いまでは清潔感の塊みたいな店員がすっ飛んできて懇切丁寧な対応をしてくれたあと、深々と頭を下げるのである。

 それは羽根物も様変わりする。オヤジ役物の見せ場であった貯留解除のパフォーマンスは、店内マイク煽り以下の消失感漂うものとなってしまった。ラウンド継続とはまったく関係ない形式的な動作なのだから。

 これは羽根物で名を馳せた西陣の仕事とは思えない。控えめにいって裏切りである。やらされて礼を尽くす心ない店員の所作より、対応はひどくても本心から言葉をかけてくれた塩見三省のほうが響くのである。

 ただそれも、初代を知らないファンにとってはまったく関係のない話で、高頻度で12R大当りを迎えられる56%ループの継続率を実装した100回転の時短モード「新装タイム」によってスマッシュな出玉を手にすることができる性能面などで評価を得ているのである。

 このあたりは名機復活マシンの難しいところ。リメイクなのかリブートなのか、継承なのか進化なのか。ファン心理とニーズと時流を読み違えると大賞ならぬ代償を支払うことになりかねない。

(文=大森町男)

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