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JRAラウダシオンでNHKマイルC(G1)を制したリアルインパクトが初重賞「G1勝ち」! 「大本命」キズナはオークスで巻き返せるか!?

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 10日、東京競馬場で行われた3歳最強マイラー決定戦・NHKマイルC(G1)はM.デムーロ騎手の9番人気ラウダシオンが優勝。3連単の配当が15(万)2750円となる波乱の立役者となった。

 デムーロ騎手は昨年のアドマイヤマーズでも勝利しており、NHKマイルC史上初の連覇を達成した。大阪杯(G1)のラッキーライラックに続き、今年のG1・2勝目となった。この勝利により、JRAのG1勝利数は武豊騎手の77勝に次いで2位の32勝目(グレード制導入の84年以降)。

 ラウダシオン(牡3、栗東・斉藤崇史)は2016年に種牡馬入りしたリアルインパクト産駒。父にとっても嬉しいG1初勝利をプレゼントした。初重賞勝ちがG1の快挙は桜花賞を無敗で制したデアリングタクトの父エピファネイアと同じ。ディープインパクトの孫としてもG1勝利一番乗りを決めた。

 リアルインパクトは3歳で安田記念(G1)を制し、豪州のジョージライダーS(G1)を勝利したほか、13年と14年の阪神C(G2)を連覇した名マイラーだった。また、7歳で海外G1勝ちをしたように息の長い活躍を見せた。近代競馬で求められるスピード、早い時期から活躍する完成度、成長力は今後の種牡馬生活においても大きな武器となるに違いない。

「NHKマイルCのラウダシオンには驚かされました。今回の勝利はデムーロ騎手の好騎乗が大きかったのは確かですが、直線でレシステンシアとのマッチレースを制したのは力がないとできないことです。

 また、同期のライバルであるキズナやエピファネイアが、クラシック向きなのに対して、リアルインパクトは短距離向きの血統のため、潰し合いにならずに棲み分けできるのがいいですね。

 リアルインパクトの母トキオリアリティーはスプリンターでしたし、1200-1600mを中心に活躍馬を出してくれそうです」(競馬記者)

 同期であるキズナ産駒のJRA重賞5勝は突出しているものの、G1勝利はまたしてもライバルに先を越された格好となった。京都新聞杯(G2)をディープボンドで制したとはいえ、同馬は皐月賞(G1)で10着と敗れている。期待の大きかったクリスタルブラックは皐月賞を16着に大敗。右前浅屈腱炎が判明し、9カ月以上の休養を要する見込みだ。

 それだけに手薄な牡馬よりも牝馬に掛かる期待はより大きくなる。24日のオークス(G1)に出走予定のマルターズディオサ、アブレイズはライバルに後れを取った父に初G1勝利の朗報を届けることができるか。

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