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パチスロ界の「レジェンド」が苦戦!? 夢のような「好待遇」に惹かれるも…【アニマルかつみの回胴青春時代Vol. 03】

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 喫茶店のウェイターが時給450円くらいだった時代に時給800円。加えて、交通費全額支給さらには食事の補助もあり。

 そんな夢のような好待遇に惹かれてパチスロメーカー・パル工業の工場でのアルバイトを始めたのだが、破格の高給だけあって仕事は決して楽なものではなかった。

 最初に配属されたのは、梱包・発送部門。完成した台をビニール袋や緩衝材で包んで段ボール箱に入れ、トラックに積み込むのだが、これがもうなかなか骨の折れる肉体労働だった。

 なんせパチスロ台は重い。いまの台に比べると造りもずいぶんと簡素でシンプルだったが、それでも30~40キロはあったと思う。ひとりで何台もさばくのは、冗談抜きで荷が重すぎた。

「おい、気をつけろよ!! 1台ナンボするか知ってるか。40万やぞ、40万!!」

 大きくて重い箱を抱えてよろめいていると、小肥りの班長からそんな檄が飛ぶ。

「えーっ。こんな、駄菓子屋の店頭にあるゲーム機と変わらんもんが、40万もするの? それが売れまくってるって? 世の中、おかしい…」

 パチンコやパチスロにはほとんど興味のなかった当時の自分は、そんな風に思いながら、出来たてほやほやのペガサスを満載し全国のパチンコ店へ旅立ってゆくトラックを見送るのであった。

 さて、2週間ほどすると、ようやく組立セクションへの配置換えとなり、キツい肉体労働から解放された。

 最初に任されたのは、ホッパーやリール、ドアユニットの取り付け。ラインに流れてくる空っぽの筐体に、電動ドライバー片手に各パーツを取り付けてゆく作業だ。

 梱包・発送と比べると肉体的には本当に楽な作業だったが、各金属部品の仕上げが粗く、手を切ることもしばしばだった。

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