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JRA坂井瑠星「モズアスコットの屈辱」から2年。日本ダービー(G1)サトノインプレッサで“藤田菜七子世代”初のダービー騎乗!

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 今週31日に東京競馬場で行われる日本ダービー(G1)は、無敗の皐月賞馬コントレイル、逆転を狙うサリオス、一発逆転に燃える皐月賞組やトライアル組も参戦し、今年も熱き戦いが予想される。

 そこへNHKマイルカップ(G1)から一頭、サトノインプレッサ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)も出走する。前走は3番人気に支持されながらも13着に惨敗したが、展開も向かず不完全燃焼の一戦であった。

 レースの疲労も少ないことからダービー出走を表明した矢作調教師は、鞍上に厩舎所属で今年5年目の坂井瑠星騎手を指名した。坂井騎手は、藤田菜七子騎手、荻野極騎手らと同期であり、彼らの中で初の“ダービー騎乗”となる。

 安定した騎乗を見せるようになった坂井騎手だが、成長のきっかけになったのは、やはり長期遠征となったオーストラリアの武者修行だという。

「デビューして2年の秋から『あえて厳しい環境に身を置かせる』という矢作調教師の方針により、坂井騎手はオーストラリアへ海外遠征に出ました。当初半年で帰国する予定を、自ら遠征期間を1年に延ばし、合計200レースくらいに乗って16勝しました。矢作調教師は、彼に“ハングリー精神”を学ばせたかったのかもしれませんね」(競馬記者)

 帰国前のコーフィールドCは、ソールインパクトでG1初騎乗も経験する(結果は18頭立て14着)。坂井騎手はひと回り大きくなって、一昨年11月に日本へ帰国した。帰国後の昨年は重賞を3勝し、すべて人気薄を持ってきている。

「坂井騎手は、このダービーが今までやってきた事の成果を見せる絶好の舞台です。オーストラリアで培ったハングリーさを身につけて、日本の競馬で揉まれてきた今、このダービーで殻を破って一気にブレイクする可能性があります。最終的に決めるのはオーナーのサトミホースカンパニーですが、絶好の大舞台を矢作調教師が用意した、ということなのかもしれませんね」(同)

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 また坂井騎手と矢作調教師といえば、やはり2018年の“モズアスコット事件”を記憶しているファンも少なくないはずだ。

 2017年に4連勝して翌年も重賞で連続2着と、まさに本格化の兆しを迎えていたモズアスコット。陣営の春の大目標は安田記念(G1)だった。そこで確実に出走するために、陣営は1週前の安土城S(OP)で賞金を加算することを決断。必勝を期した一戦に白羽の矢が立ったのが、厩舎所属の坂井騎手だった。

 翌週に安田記念本番を迎えた負けられないレース。格上の存在であるモズアスコットは単勝1.5倍の圧倒的な人気に推された。しかし、蓋を開けてみれば、スタートは出遅れて、外、外を追走し、最後も上がり3ハロン32.9秒の豪脚で追い込むも2着に敗れてしまった。

「レース後、坂井騎手も『結果を出すことができず申し訳ない気持ち』と謝罪していましたが、これには陣営も焦ったでしょうね。特に弟子を抜擢した矢作調教師としては、立場がなかったと思います。

 さらに主戦のC.ルメール騎手に乗り替わったモズアスコットが翌週の安田記念を勝利。そうなると坂井騎手は『G1を勝てるほどの馬でオープンも勝てなかった騎手』として、ファンからレッテルを貼られることに……。この件は師弟とも苦い思い出だと思います」(別の記者)

 あれから2年。坂井騎手の騎乗技術も向上し、昨年30勝であった彼の成績もすでに21勝で、全国リーディング21位につけている。当時は、師匠の期待を裏切ってしまった坂井騎手だが、このダービーで結果を出して名誉挽回と行きたいところだ。

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