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JRA日本ダービー(G1)相沢郁調教師が語ったビターエンダーの強さ!“初ダービー”津村明秀騎手が大金星を狙う!

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 今週31日に東京競馬場で行なわれる第87回日本ダービー(G1)に、最後のトライアルレースに勝って出走権を獲得したビターエンダーが出走してくる。

 騎乗する津村明秀騎手は、ダービーに騎乗するのは今回が初めて。最近G1でもチャンスに恵まれているジョッキーだけに、ここは結果を求めて猛アピールしたいところだ。

 ビターエンダーは、9日のプリンシパルSを勝ち、ダービー出走を決めた。東京コースで結果を出したという経験はプラスに違いない。

 だが、中2週のローテーションは過酷を極める。過去10年、プリンシパルS組でダービー3着までに入ったのは、一昨年のコズミックフォース(3着)しか例がない。ビターエンダーの鍵を握るのは「馬体の回復」になりそうだ。

「ビターエンダーを管理する相沢郁調教師は、前走後は疲れを取り除くことに専念し、1週間は何もせず厩舎でじっくり馬を休ませてあげたそうです。

翌週から運動をやり始め、24日の日曜から時計を出しましたが、休養効果が功を奏し、ビターエンダーの動きは良かったようです」(競馬記者)

 今回の最終追い切りのタイムは、プリンシパルSの最終追い切りの時とほとんど変わりなく、ここまで順調に来ている。

 だが、この馬の「本当の強さ」は、『ラジオNIKKEI』の取材に答えた相沢調教師のコメントの中にあった。

「前走のプリンシパルSでは道中に落鉄していましたが、よく頑張ってくれました……」

 1枠というアドバンテージはあったが、落鉄したまま先行3番手で走るのは、決して楽ではなかったはずだ。直線途中から抜け出して、走破タイム2分を切った勝利は価値が高いといえよう。

 相沢厩舎がすぐこの馬の疲れを取ることを優先したことで、ビターエンダーの力を出せる態勢に整ったとあれば、穴馬としての資格は十分にあるはずだ。

「オルフェーヴル産駒は、今月に入り福島、新潟、京都、東京の4場で大暴れをしており、芝・ダート問わず8勝・2着14回・3着8回で、先週土日だけで3勝・2着6回・3着3回と好成績でした。

東京の本開催の成績は、ここまで芝・ダート問わず、3勝・2着8回・3着1回を記録しており、重賞は1勝・2着1回・3着1回と、いま波に乗っている種牡馬であると言えます。ビターエンダーにも追い風になるでしょう」(同)

 当日、津村騎手が前走のように先行させて、ビターエンダーとともに躍動すれば、あるいは大金星もあるかもしれない。

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