JRA 武豊「安田記念スルー」“裏開催”で勝ち星量産!? 川田将雅の二の舞だけは避けたいが……
7日に東京競馬場で行われる安田記念(G1)。芝G1・8勝目を狙うアーモンドアイ、昨年の春秋マイル王インディチャンプ、国内外のマイルG1・3勝アドマイヤマーズなどG1馬10頭が集結。近年まれに見るほど豪華なメンバーで行われることになるが、そこに名手・武豊騎手の名前はない。
武豊騎手は今週、阪神競馬場で騎乗する。今でこそ、緊急事態宣言が解除されて騎手の東西移動の規制が緩和された。だが、6日に阪神競馬場で開催される鳴尾記念(G3)に、武豊騎手がサトノルークスで挑戦することが発表されたのは、まだ規制の真っ只中。今回はそのあおりを食らうかたちとなり、安田記念には参戦できなかったようだ。
競馬界のリビングレジェンド「武豊」が絢爛たるメンバーが集った安田記念に不在というのは寂しい限りだ。だが、ほかの有力騎手が東京競馬場に集まったこともあり、裏開催の阪神競馬場はジョッキーの層が薄くなっている。武豊騎手が勝ち星量することも十分ありえるだろう。武豊騎手の今週の騎乗馬は下記となる。
6月6日(土) 阪神競馬場
1R 3歳未勝利 ダ1400m
トレッファー 前走6着
5R 2歳新馬 芝1600m
ダディーズビビッド
6R 3歳上500万 芝1600m
オーマイダーリン 前走2着
8R 3歳上500万 芝1200m
タニノミッション 前走5着
9R 三木特別 芝1800m
ヒルノダカール 前走4着
10R 天満橋S ダ1400m
メイショウテンスイ 前走2着
11R 鳴尾記念(G3) 芝2000m
サトノルークス 前走2着
12R 3歳上1000万 ダ1200m
ピアシック 前走7着
6月7日(日) 阪神競馬場
2R 3歳未勝利 芝1600m
レヴィオーサ 前走5着
3R 3歳未勝利 ダ1800m
ウォーターラーテル 前走3着
5R 2歳新馬 芝1400m
バルレッタ
7R 3歳上500万 ダ1800m
ドゥラモット 前走3着
8R 3歳上500万 芝2000m
ポタジェ 前走2着
9R 皆生特別 芝1200m
レジーナファースト 前走3着
10R 加古川特別 ダ1800m
ローザノワール 前走9着
11R ストークS 芝1600m
ブルーメンクローネ 前走2着
12R 3歳上500万 ダ1400m
ミティル 前走11着
「武豊騎手は、土曜に8鞍、日曜は9鞍に騎乗予定。ここ1カ月は1日の乗鞍を6鞍前後にしていましたが、ここぞとばかりに増やしてきましたね。そしてその騎乗馬も、土曜日の鳴尾記念のサトノルークスをはじめ、プリンシパルS(L)ではクビ差で2着だったポタジェなど、期待できるラインナップが揃っています。
現在、武豊騎手は52勝を挙げてリーディング3位にランクインしていますが、2位の川田将雅騎手とは24勝差、トップのC.ルメール騎手とは28勝差と離されています。ここで少しでも差を詰めて、リーディング争いに食い込みたいところでしょうね」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
17:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か
関連記事
JRA武豊「低迷期」の原因もこれ!? 函館開催で岩田康誠が復帰も、ベテラン騎手の「惨状」が物語る厳しさ……
JRA安田記念(G1)武豊ウオッカ「ドキドキさせてすみません」絶体絶命の前が壁! ヴィクトリアマイル(G1)アーモンドアイ4馬身を上回る7馬身差で挑んだ2009年
JRA武豊「安田記念不参加」は大正解!? ルメール「昨年は大変なことに……」歴史的アクシデントの張本人へ、アーモンドアイ陣営からの“口撃”で針の筵
JRA鳴尾記念(G3)春G1・10連敗「大スランプ」武豊、「2億9000万」サトノルークスは巻き返しの救世主となれるか!?
JRA鳴尾記念(G3)武豊サトノルークスが昨年のオークス馬ラヴズオンリーユーを撃破!? 宝塚記念(G1)につながる重要な1戦に熱視線