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JRA安田記念(G1)インディチャンプは余裕の消し! VSアーモンドアイの「爆穴」投入!? 「緻密な馬場読み」こそが勝利への最短ルート

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JRA安田記念(G1)インディチャンプは余裕の消し! VSアーモンドアイの「爆穴」投入!? 「緻密な馬場読み」こそが勝利への最短ルートの画像5

「△」はアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。

 8冠を狙う最強女王の前走ヴィクトリアマイルは圧巻のひと言だった。外から好スタートを決めると、直線では早々と先頭に立っての大楽勝だった。ノーステッキで2着サウンドキアラに4馬身の差をつけた。勝ち時計の1分30秒6は昨年の同レースでノームコアが計時したレコードと0.1秒差。

 強さは認めつつも、デビュー以来初となる中2週での急遽の参戦は気になるところだ。C.ルメール騎手は「これまで騎乗した馬の中で一番強い」と絶対の自信を持つが、4枠5番を引いたことがかえって不安かもしれない。外からスムーズにレースを運べた前走と違って今回は厳しいマークが集中するだろう。

 スローでゴチャついたり、進路取りを間違えると前の馬を捉え切れない可能性もある。

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「☆」はミスターメロディ(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。

 前売りで二桁人気のこの馬を高配ゲットの使者に指名したい。

 昨年の高松宮記念(G1)では好位抜け出しからG1初勝利を飾った。前走はダートのJBCスプリントを6着に敗れ、まったくの「ノーマーク」だが、安田記念爆走の布石は18年のNHKマイルCにある。

 前が流れる先行勢に厳しい展開を強気に2番手から4着に粘り込んだ。このとき勝ったのがハイペースに乗じて追込みを決めたケイアイノーテックだったことからも敗れて強しの競馬を見せた。

 スプリントG1勝ち馬だけにスピード勝負はもってこいだ。前が止まりにくい高速馬場を味方にすれば粘り込める可能性は十分にあるだろう。

 昨年の勝ち馬インディチャンプは人気確実だが、展開に恵まれたことも確かだ。昨年のマイラーズCではダノンプレミアムに敗れ、毎日王冠でもダノンキングリーに完敗したことを考えれば、今年は明らかに人気が先行している今回は思い切って「消し」とする。

 ユーイチはユーイチでも北村友一騎手に期待してみたい。

 買い目は以下の通り。

 3連単 フォーメーション 24点

 1着[1,2]  2着[1,2,3,5,10]  3着[1,2,3,5,10]

 行った行ったの展開になるようなら最強女王の取りこぼしも十分にあり得るだろう。

 現在の東京コースは「とにかく前」にいることが正解となりそうだ。

(文=与田飛鳥)

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