真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ

JRA アーモンドアイに続け! 国枝栄厩舎が送り出すドゥラメンテ産駒にデビュー勝ちの期待十分!
秋の8冠を狙うアーモンドアイを擁する関東のトップ厩舎が、日曜東京5R(芝1600m)にディアマンテール(牡2、美浦・国枝栄厩舎)をスタンバイ。国枝厩舎といえば7日の新馬戦をサトノレイナスが勝ち上がったが、これに続く2勝目をディアマンテールで狙っている。
同馬の父は新種牡馬ドゥラメンテ、母はダイヤモンドディーバ。半姉には昨年の牝馬クラシックに出走したシャドウディーヴァがいる良血である。
半姉のシャドウディーヴァは桜花賞には間に合わず、フローラS(G2)で2着に入ってオークス(G1)の権利取りに成功。本番は6着に敗れはしたものの、強敵相手に健闘した。古馬となった今年は東京新聞杯(G3)を2着と好走している。同じく半姉のハウメアは6歳まで走り、JRA5勝を挙げているように息の長い活躍を見せた。
父のドゥラメンテは今年新種牡馬としてデビューしたが、新馬勝ちを収めたのはアスコルターレのみと、前評判ほどの活躍ができていないことは確かだ。だが、同じく不振なモーリス産駒と違い、ドゥラメンテは名牝エアグルーヴに連なるダイナカール一族の血が流れている。既に種牡馬として活躍しているルーラーシップや17年の菊花賞(G1)を勝ったキセキがいるように安定しているのが大きな特徴である。
また、ドゥラメンテ自身は気性の激しい馬ではあったが、これまでデビューした産駒で気性に問題のありそうな馬がいなかったことも、ルーラーシップやキセキと違い、距離の融通性に期待が持てそうだ。
ディアマンテールが本当によくなるのは、3歳になってからと思われるが、『デイリースポーツ』の取材に国枝師は「乗り込みは十分だし、問題なく来れているよ」と順調な仕上がりをアピールした。6月でのデビューを決めたということは、想定されていた以上に早い時期から動ける体になっているのだろう。
17日の1週前追い切りでは美浦・南ウッドコースを馬なりで5ハロンを65秒2の好時計をマーク。初戦から力を発揮できそうだ。
460キロ前後と「サイズもちょうどいい」と国枝師も好印象。「まずは千六から。どんな走りをするか楽しみ」とデビュー勝ちに自信を見せた。
ディアマンテールは、アスコルターレに続いて父のドゥラメンテに2勝目をプレゼントできるか。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA宝塚記念(G1)横山武史「これでは伸びない」 エフフォーリアの力負け疑惑深まる…悩める王者がいよいよ崖っぷち
宝塚記念(G1)元JRA藤田伸二氏、田原成貴氏が揃って「大失敗」を指摘!? エフフォーリア陣営の迷走、元騎手だからこそ「疑問視」した違和感
JRA凱旋門賞(G1)武豊ドウデュースに「想定外」の大誤算!? 現役最強に名乗り、タイトルホルダーにあって「惨敗組」になかったものとは
- JRA武豊アリーヴォ「ポツン騎乗」のなぜ!? 宝塚記念(G1)ドゥラメンテ産駒2頭で分かれた明暗…レジェンドも危惧した「嫌な予感」が的中か
- JRA武豊が「最低人気」で見せた意地 女性騎手に名伯楽が辛口ジャッジ!? アノ名騎手に批判殺到? 松山弘平「斜行」であわや……【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- JRA「勝ち馬が強かった」川田将雅、武豊、福永祐一もお手上げ!? “伝説の新馬戦” を制したC.ルメールは「いい勉強になりました」と余裕綽々
- 【帝王賞(G1)展望】テーオーケインズVSオメガパフュームVSチュウワウィザード!注目「上半期のダート頂上決戦」は実力伯仲の三つ巴!
- JRA「弾けました」低評価を覆す豪脚一閃で先行勢を一掃! 宝塚記念(G1)激走、故・岡田繁幸さん素質見抜いた「逆輸入」種牡馬にブレイクの予感
- JRA武豊や岡部幸雄を超えた福永祐一の「大記録」に黄信号!? 騎乗停止や落馬負傷はもはや許されない、名手を襲う過去最大級のピンチ
- JRA帝王賞(G1)武豊「もちろんシンガリでした」の苦い記憶、誰もが逃げると確信したレースで「致命的」ミス…夢のタッグは競馬どころじゃなかった!?