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パチンコ「メーカー社員が逮捕」される事態に!? CR機移行を加速させた「デジパチ連チャン機事件」とは

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 1991年、大阪で関西遊技機商業協同組合(関西遊商)による「新・遊・91’パチンコ博イン大阪」が開催され、各メーカーは設定付きパチンコ「パチコン」やカードユニット対応の「CR機」などを出展した。

 同年、平和は史上初のフルカラー液晶ディスプレイを搭載したパチンコ『麻雀物語』を発売。脱衣麻雀風の演出と、アタッカー入賞エラーによって全保留玉の大当り確率を通常の240分の1から16分の1に引き上げることによる「保留玉連チャン」機能で人気を博した。

 1993年には競馬をモチーフに据えた『ダービー物語』が登場。続いて『綱取物語』などをリリースすると『物語』シリーズは同社の代表コンテンツのひとつとして定着し、同シリーズ名を聞くとオールドファンはサミーよりも平和を思い浮かべるほどである。

 このダービー物語も麻雀物語と同じく強力な保留玉連チャン性能を有していた。大当り中にアタッカーのVゾーンに5連続で玉を入賞させると台枠の激しいフラッシュと共に保留玉の内容が切り替わる仕組みで、多くのホールではこのVゾーンへ入賞しやすいような調整が施されていた。

 昔はいろいろと大らかであった。開店前、意図的にボーナスフラグを立てて客を迎え入れるパチスロの「モーニング」や、リセット時の恩恵を朝イチ以外に提供する開店中の「電源OFF→ON」サービス。一部地域ではチューンナップされたパチスロが蔓延り鉄火場と化しても黙認されたが、この調整には警察からのNGが入った。

 1993年10月、埼玉県警と大宮署によって平和本社及び平和の工場が家宅捜索されると、県内設置の本機約200台が押収される事態に。同月には意図的に連チャン誘発機能を仕込んだとして、平和の社員やパチンコホール店長が「風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律(風適法)」違反の疑いで逮捕された。

 この一連の件はパチンコ攻略誌のみならず新聞でも取り上げられ、「メーカー主導による違法改造機」と報じる新聞もあった。以降、各メーカーは「現金デジパチ」の連チャン機を販売自粛とし、これと共にCR機の導入が加速することとなった。

 オールドファンならばご存じの通り、「射幸心をあおり過ぎる」とされたこれらの連チャン機よりも、CR機の方が連チャン性能は数段上である。当時、この「ダービー物語事件」はCR機へ移行させるために「槍玉に上げられただけ」と見る向きも少なくなかったが、真意のほどは不明である。

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