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JRA武豊「余裕を持ってレースができました」メイショウマンボの初仔メイショウイチヒメがデビュー戦快勝!

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 名牝の仔が一発回答だ。

 27日、阪神競馬場で行われた新馬戦は、1番人気のメイショウイチヒメ(牝2歳、栗東・飯田祐史厩舎)が快勝。2013年に最優秀3歳牝馬を獲得したメイショウマンボの初仔が鮮やかなデビュー勝ちを飾った。

 8頭立てで行われた芝1200mのレース。好スタートを切ったメイショウイチヒメだったが、鞍上の武豊騎手は無理せず後方からの競馬を選択。3、4コーナーでポジションを上げて、先頭集団を射程圏に入れると、最後は外からしっかりと突き抜けた。

「レース後、飯田調教師が『向こう正面で外にもたれるところがあった』と話していた通り、まだまだ荒削りな部分はありますが、前半600mを37.4秒のスローペースを差し切ったことには価値がありますね。

追い切りでは前向きなところを見せていましたし、父がメイショウボーラーということもあって1200mでデビューとなりました。ですが、今日の走りを見る限り、距離はもっと伸びても対応できそうな気がします。血統馬だけあって、楽しみが広がる勝利でした」(競馬記者)

 メイショウイチヒメは父がメイショウボーラー、母がメイショウマンボという“メイショウ軍団”の総帥・松本好雄オーナーの結晶のような存在だ。

 松本オーナーは武豊騎手の父・邦彦さんの雄姿を見て馬主を志し、それ以降、武豊騎手はもちろん武幸四郎騎手(現調教師)にメイショウマンボの主戦を託すなど、懇意にしてきた間柄だけにこの勝利の喜びもひとしおだろう。

 レース後、「レース前から落ち着きがあって、余裕を持ってレースができました」とコメントした武豊騎手。2着との差はクビ差だったが「着差以上の内容。走りそう」と大きな手応えをつかんだ様子だ

 気になる今後について飯田調教師は「(メイショウ)ボーラーの仔なので初戦は1200mでしたが、距離はこれからチャレンジしていきたい」と次走以降の距離延長を示唆。

 父は4連勝で朝日杯フューチュリティS(G1)に挑み、単勝2.0倍の1番人気に推されたもののクビ差の2着と涙をのんだだけに、娘には2歳王者の期待も懸かる。

「いい反応で、抜ける脚も速かったですね。まずは初戦を勝てて、ホッとしています。こういう仔が勝つと競馬っていいものだな、と思ってくれる方は多いと思います」

 メイショウイチヒメの母メイショウマンボが現役の時代にはデビュー戦で騎手として手綱を執り、古馬になってからは、勇退した父・明弘さんから受け継ぐ形で調教師として管理した飯田調教師。デビュー戦を飾った初仔で、どんな夢を描くのか。競馬界に新たなスター候補が誕生した。

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