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JRAラジオNIKKEI賞(G3)キズナ産駒「代表格」にとっては通過点!? 一族の悲願へ、ルリアン視線の先は「打倒コントレイル」!

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 5日(日)、福島競馬場では3歳馬によるハンデ戦、ラジオNIKKEI賞(G3)が行われる。2年前にはフィエールマンが2着に入り、秋に菊花賞(G1)を制覇。夏の福島をステップに大きく羽ばたいた。今年は出走馬の中から秋の飛躍につなげる馬は現れるだろうか。

 2連勝中の素質馬、ルリアン(牡3歳、栗東・佐々木晶三厩舎)はその将来性を高く評価されている1頭だ。昨年夏の新馬戦は接戦の末、2着に敗れたが、相手はその後重賞を制覇し、皐月賞とダービーにも出走したマイラプソディだった。

 ルリアンはその後、骨折が判明。8か月の休養を経て、復帰戦となった3月の未勝利戦、そして4月の1勝クラスをあっさり連勝で飾った。その後は、ダービートライアル出走という選択肢もあるなか、陣営は秋を見据えて早々とラジオNIKKEI賞参戦を決めた。

「骨折を経験したこともあって、ダービー(トライアル)を諦めたことは正しい判断だったと思います。今回は2か月半ぶりの競馬になりますが、先月初旬に帰厩後はしっかり乗り込まれてきました。1日(水)の最終追い切りは、栗東坂路で53秒4-12秒2という好時計を馬なりでマーク。500kgを超える大きい馬ですが、器用な面もあり、福島の小回りコースも味方につけられるのではないでしょうか。将来的にはキズナ初年度産駒の代表格になる資質もあると思っています」(競馬誌ライター)

 デビューからの3戦はいずれも先行して、上がり3ハロンは3戦連続で2位以上と末脚も確かだ。管理する佐々木調教師は2013年にルリアンの父キズナでダービーを制している。佐々木調教師は、キズナの初年度産駒をルリアン含め8頭管理。これまで3頭が勝ち上がっているが、2勝馬はルリアンだけだ。手塩にかけて育てたキズナ産駒の期待の星ということもあって、ダービートレーナーの視線の先には菊花賞の文字が見えているはずだ。

 菊花賞となると、無敗の2冠馬コントレイルが3冠目を目指して出走する。打倒コントレイルを掲げるためにはラジオNIKKEI賞で不甲斐ない走りはできないだろう。

 また、母系からも菊花賞出走を期待させる血が流れている。祖母のバレークイーンは、フサイチコンコルド(1996年日本ダービー)とアンライバルド(2009年皐月賞)という2頭のクラシック優勝馬を産み、孫世代からは2007年の皐月賞馬ヴィクトリーを出している。

「バレークイーンの一族は春の牡馬クラシックをすでに3勝しています。残る菊花賞ですが、ヴィクトリーの半兄リンカーンが2003年に2着に好走しました。この一族にとって菊花賞は“悲願”といっていいかもしれませんね」(同)

【バレークイーン一族の菊花賞成績】
1996年 フサイチコンコルド 3着
2003年 リンカーン 2着
2007年 ヴィクトリー 16着
2009年 アンライバルド 15着

 一族にとって11年ぶりの菊花賞出走を果たすためにも、賞金加算は絶対。ルリアンは夏の福島を通過点に大きく飛躍できるだろうか。

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