真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ

JRA 木下優樹菜芸能界引退 一世風靡した「チョリース」松岡正海がマイネルキッツで天皇賞・春制覇後に披露も
7月1日に芸能活動を再開したばかりだったタレントの木下優樹菜が、6日、芸能界を引退することを発表した。まさに急転直下。たった5日での心変わりについて、彼女が所属する大手芸能プロダクションのプラチナムは、「慎重に協議を続けるなかで当社として信頼関係を維持することが著しく困難であると判断した。苦楽をともにしてまいりましたが、このような結果になりまして、当社として誠に不本意でありマネジメント会社としての責任を痛感している」との声明を発表した。
木下の突然すぎる引退の理由として、「新たなトラブル」、「YouTuber転身」などがあがっている。引退して一般人となった木下だが、まだまだメディアを騒がせる可能性も大いにあるだろう。
『おバカキャラ』とサバサバした物言いがギャルを中心に人気を博していた木下。だが、競馬ファンの中には、彼女の口癖で流行語にもなった「チョリース!」で、松岡正海騎手とマイネルキッツを想起する人もいるのではないだろうか。
デビュー後、長らく芽が出なかったマイネルキッツは、5歳秋から松岡騎手を鞍上に迎えることになった。コンビ結成初戦のオールカマー(G2)は4着に終わったものの、結成3戦目となる福島記念(G3)では勝ち馬からタイム差ナシの2着と好走。翌年も中山金杯(G3)、アメリカジョッキーCC(G2)でともに4着と掲示板をキープ。日経賞(G2)も7番人気ながら2着と結果を残していた。
そして迎えた天皇賞・春(G1)。京都記念(G2)と阪神大賞典(G2)を連勝したアサクサキングス、前年のジャパンC(G1)を勝ったスクリーンヒーロー、日経賞の勝ち馬アルナスラインらが人気を集める一方、マイネルキッツは単勝46.5倍の12番人気だった。
レースではホクトスルタン、テイエムプリキュアらが先行するなか、マイネルキッツは10番手で追走。だが、アサクサキングスとスクリーンヒーローらが2周目の4角手前から動いたのを見た松岡騎手は、マイネルキッツも早めに動くことを決意。最後の直線では、先に抜け出したアルナスラインをしぶとく伸びる脚を使って内から交わして優勝を果たし、人馬ともにうれしいG1初制覇を達成した。
「話題になったのはその際の勝利騎手インタビューです。アナウンサーからおめでとうと告げられた松岡騎手は、開口一番に『チョリース!』と手を挙げて挨拶。その後は相棒を称えるなど無難な受け答えを見せていましたが、また最後にもカメラに向かってポーズをしていました。
これは当時、木下が出演していた『みんなのウマ倶楽部』(フジテレビ系)で、松岡騎手がG1を勝利した際に、彼女の口癖だった『チョリース』を披露すると約束していたためだと言われています。このことを知らない人からは、松岡騎手に対して『不謹慎』『不真面目』などの批判も上がりましたが、一方では『義理堅い』『約束を果たした』など、松岡騎手の人格を称賛する人もいましたね」(競馬誌ライター)
松岡騎手とマイネルキッツは翌年、日経賞を勝ち、ディフェンディングチャンピオンとして天皇賞・春に挑戦。昨年とは一転して積極的に前に出て、一時は先頭に立つも、ジャガーメイルに交わされて2着。それからもコンビは継続していたが、勝利を挙げることはできなかった。
芸能界ならず、競馬界にも爪痕を残していた木下。メディアの前でかつてのように元気よく『チョリース』と挨拶する日はもう訪れないのだろうか。
PICK UP
Ranking
11:30更新JRA 武豊「繰り返された愚行」、単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然…トウカイテイオー「最後の希望」、独走する今村聖奈の秘密【『GJ的』7大ニュース】後半戦
JRA 武豊で3年間「未勝利馬」が一変、藤田菜七子「G1制覇」のチャンスも…今春G1“主役”の結果は【2022年上半期『GJ的』7大ニュース】前半戦
JRA今村聖奈「先約破棄」でテイエムスパーダ騎乗の謎……CBC賞(G3)重賞初騎乗Vチャンス到来も、自厩舎馬からまさかの乗りかえ
- JRA宝塚記念(G1)元騎手が「大失敗」を指摘! 凱旋門賞(G1)武豊ドウデュースに大誤算!? 福永祐一の「大記録」に黄信号 【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- JRAアイドルと現役最強馬を産んだ「偉大なる母」が5年ぶりの受胎! 交配相手は故・岡田繁幸氏が絶賛した血筋を引く新種牡馬
- JRAエフフォーリアがコケても「信頼度」は揺るがない!? ディープインパクト産駒もついにラストクロップ…ロケットスタートで政権交代を猛アピール
- JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
- JRAエピファネイア産駒の「早熟説」はどこまで本当なのか!? キズナとの比較に明白な違い…エフフォーリア、デアリングタクトに「反証」の期待
- JRA凱旋門賞(G1)武豊ドウデュースに「想定外」の大誤算!? 現役最強に名乗り、タイトルホルダーにあって「惨敗組」になかったものとは
- 元JRA藤沢和雄氏「悲願」の陰にあったある牝馬の物語……超異例「5歳夏」デビュー馬がたどり着いたG1舞台と引退直後の秘話
関連記事
JRAコントレイル最大の強敵がフランスで覚醒!? 「超大物」2世調教師が手掛けるディープインパクト産駒が最高傑作に名乗り
JRA ダート名馬のラストクロップが7馬身差の圧勝V!! 最終世代「希望の星」がライバルを圧倒
JRAカフェファラオは「クリソベリルを超える」逸材!? 【ジャパンダートダービー(G1)展望】夢のケンタッキーダービーへまっしぐらの「1強」に待ったをかけるのは!?
JRAラブカンプー「244万馬券」演出を信じると危険な理由……藤田菜七子とアイビスSD(G3)参戦も意外な「落とし穴」
JRA重賞馬を“うっかり売却”で「あああ…バビット強い強すぎる」悲痛な叫び……。 「3800万円」を逃すも、来週には「大金ゲット」のチャンス到来!?