パチスロ「ベルの次ゲームが激アツ」!! ~2号機名機伝説「ウィンクル」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.10】
ウィンクルの独自性は、まだある。先述のインジケータランプ、通常時は左から右へ光が流れるように動くのだが、実はこれ、右リールの回転と同期していて、目押しアシスト機能の役割を持っていた。
たとえば、左→中に7がテンパイしている場合だと、ランプの「4」が点灯するタイミングで右リールを押せば、BIGフラグが成立していれば777が揃う、といった寸法。
当時、ビギナーで目押しもヘタだった自分は、このアシスト機能にずいぶんとお世話になったものである。まぁ、フルーツ継続中は機能しないので、難儀したが。
さらに、あともうひとつの特徴として、「?」が揃うとシングルボーナスとなり、1回だけのJACゲームができるのだが、まれにJACがハズれることがある。その場合は、内部的にBR両ボーナスあるいはベルが成立しているサインとなるのだ。
「ちょっと待った。ベルって、小役でしょ? 小役だったら、取りこぼしたらフラグ消滅しちゃうんじゃないの?」
…はい、いいところに気づきましたね。これもまたウィンクルの大きな特徴。フルーツの契機となるベルは、小役なのになんと、ボーナスと同様に入賞するまでフラグ保留されるのである。
このベルのフラグ持ち越しや、先述のインジケータランプによるフルーツ告知や目押しアシストは、あくまでウィンクル(とベンハー)だけに見られるもの。以降の2号機では許可されることは、決してなかった。
詳しい理由は定かではないが、おそらくは「遊技者の技術介入の妨げになる」とか、「射幸心を煽る」といったところか。規定が変わったばかりの最初期に持ち込まれたマシンなので、検査する方も慣れておらず、たまたま見過ごしパスさせてしまったのだろう。
ともかくウィンクルは、2号機の新機能をすべて詰め込んだ、ある意味でもっとも2号機を象徴するマシンではないかと、登場から三十余年が経ったいまでも自分は強く思うのである。
(文=アニマルかつみ)
PICK UP NEWS
Ranking
17:30更新- 【サミー新台パチスロ】新たな「北斗プロジェクト」始動!? 大人気シリーズが「スマスロ」で検定通過
- 【パチスロ新台】遊べて一撃も狙える「リアルボーナス+AT」スマスロが登場!
- 【パチスロ新台】REG出現率が最も高いのは「設定5」…変則スペック『ジャグラー』シリーズが7年ぶりに復活か!?
- 【SANKYOパチスロ実戦】高設定挙動から「最強出玉トリガー」に突入で快勝なるか!? 始動したスマスロには「万枚ポテンシャル」を期待!!
- 【パチスロ実戦】サミー名機で「高設定を確信」も大負け… 設定狙いは「今がチャンス」か!?
- 牌の質感や音までもリアルな麻雀
- 【スマスロ速報】世界的大物タイトルが8年ぶりに復活!? 手に汗握るBATTLE型パチスロに期待大!
- パチスロ6号機『ジャグラー』ついに降臨!話題のスペックは「激アマ」仕様!?【新台プレス発表会『北電子』編】
- パチスロ現役店長が「スロプロの道」を伝授! 「禁断の稼ぎ方」にも言及…
- 【スマスロ攻略】コンプ発動を誘発する激アツの「疾風ループ」! 枚数変動型AT機の攻略ポイントを詳解
- 【北電子パチスロ新台】原点回帰の「A+ART」で降臨! 遊びやすくも「期待感の持続」と「奥の深いゲーム性」を実現!!『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2』