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【プレミアムG1 多摩川レディースチャンピオン】開幕! 時代を彩った歴代ヒロインと「超新星」大山千広の登場を振り返る

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BOAT RACEオフィシャルウェブサイトより

 女子戦で最高峰の伝統と権威を誇る『プレミアムG1 レディースチャンピオン』(優勝賞金1100万円)が今日5日、”女子戦のメッカ”のボートレース多摩川で開幕する。1987年に女子王座決定戦として産声を上げた伝統の一戦に、精鋭女子52人が参戦。日本一の静水面と言われる多摩川で真夏のバトルが展開される。

 第1回の1987年から2013年まで『女子王座決定戦』と呼ばれていたレディースチャンピオン。唯一の昭和に行われた第1回は、”競艇界の(山口)百恵ちゃん”と呼ばれた鈴木弓子(旧姓田中、引退)が優勝。鈴木の活躍で女子レーサーの地位は飛躍的に向上した。

 当時、鈴木は9年ぶりの女子レーサー(当時現役の女子選手は4人)で、その美貌と実力も相まって大人気。昨今のJRA藤田菜七子騎手と同様に、社会現象となっていた。そんな鈴木が男子レーサー相手に奮闘する姿にあこがれ、多くの女子選手が誕生した。

 元号が平成に変わった2年後の第2回大会(89年)を制したのは、今も現役バリバリの日高逸子。そして1990~1992年に、現在も不滅の記録である3連覇を達成したのが、鈴木の2期後輩で、”インの鬼姫”と呼ばれた鵜飼菜穂子だった。

 今村豊と同期となる鵜飼の登録番号(以下、登番)は「2983」。以下、日高が「3188」、レディースチャンピオン史上最多4度の優勝(96、01、12、18年)を誇る山川美由紀が「3232」、1994、95年と連覇している谷川里江が「3302」、さらに2007年と2010年に優勝した寺田千恵が「3435」。登録番号3500番以下の選手が、平成初期から女子リーグを引っ張ってきた『第一世代』と言っていいだろう。

 精神力とプライドでトップを張った第一世代に対し、スピードと旋回力で台頭してきたのが登番3500~3900番台の『第二世代』だ。その先駆けは登番「3704」の西村めぐみ(現在は本部めぐみ)だった。

 西村は第一世代の高い壁を打ち破り、1998年の女子王座決定戦を制覇(03年と2度制覇)。そして翌1999年に優勝したのが登番「3774」の横西奏恵(引退)だ。横西は10年で3回優勝(99、06、08年)と、史上最強女子レーサーと言っていい強さを誇った。2002年優勝の登番「3611」の岩崎芳美、2004年と2016年に2度優勝している登番「3618」の海野ゆかりまでが第二世代と言える。

 これに対し、さらなるスピードと旋回技術で時代を動かしたのが、登番4000番以降の『第三世代』。

その分岐点となったのは、2011、12年大会を連覇した登番「4050」の田口節子。翌13年は登番「4065」の金田幸子が優勝した。登番4000~4500番台では、平山智加(登番4387)、松本晶恵(同4399)、平高奈菜(同4450)、守屋美穂(同4482)、遠藤エミ(同4502)、小野生奈(同4530)など多くの逸材が登場。小野は2017年の優勝者だ。

 そして令和の女子レース界を確実にリードしていくのが、超新星の大山千広(登番4885)を筆頭とする『第四世代』。

ニューヒロインの大山は異次元のスピードとターン技術で、令和最初の大会となった昨年のレディースチャンピオンを制覇した。新時代の幕開けと言える衝撃的な勝利だった。

 年代とともに変遷を重ねてきた女子レース界の勢力分布。34回目の今年はどんなドラマが生まれるのか。今年の舞台であるボートレース多摩川の対岸に飾られた横断幕は63枚。ファンの注目度の高さがうかがえる。

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