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MLB苦難のメジャー1年目、そろって“低迷”筒香嘉智&秋山翔吾。飛躍を遂げるのは筒香の方!? その理由とは……

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 新型コロナウイルス拡大の影響で、予定より約4か月遅れで開幕したメジャーリーグ。

 開幕後も複数のチームでクラスターが発生するなど、一時はシーズン打ち切りの可能性すら取り沙汰された。チームによって日程消化のばらつきもあって、まだまだ前途は多難だ。

 そんなコロナ禍の今季、メジャーリーグでデビューを果たした日本人野手が2人いる。タンパベイ・レイズの筒香嘉智とシンシナティ・レッズの秋山翔吾だ。タイプは違うが、ともに侍ジャパンで中軸を務めた経験を持つ、文字通り日本を代表する選手だ。

 開幕からまもなく1か月。ここまでの2人の成績を見ると、決して順風満帆なスタートを切ったとは言えない。

【2020年打撃成績】
●筒香嘉智
19試合、打率.207、3本塁打、14打点、0盗塁、出塁率.319、長打率.397、OPS.715
●秋山翔吾
17試合、打率.231、0本塁打、3打点、1盗塁、出塁率.322、長打率.308、OPS.630

 打率はそろって2割台前半に低迷。筒香は長らく打率1割台に低迷していたが、直近4試合で2本塁打を放つなど、徐々にメジャーの投手に慣れてきたようだ。

 一方、秋山は本塁打こそないが、二塁打2本、三塁打を1本放っている。三振の数は筒香と同じ16個。筒香ほど長打が期待できない分、もう少し三振の数は減らしたいのが本音だろう。

 さて、2人の今後を占うと、ずばり筒香の方が成功する可能性が高い。秋山も一定のプレー機会は得るとみられるが、レギュラーを確実なものにするためには一日も早く打率を2割台後半に引き上げたいところだ。

 筒香の方が成功する可能性が高い理由だが、幾つか考えられる。

 まず、チームからの信頼度だ。これまで筒香は、チームの全23試合中19試合に出場、うち16試合に先発している。開幕戦は3番サードに抜擢され、いきなり本塁打を放った。ここまで4番でも6試合起用されており、レギュラー扱いを受けている。打率が低迷していた時も粘り強く四球を選んでいることなどから、首脳陣からの信頼は高いはずだ。

 対照的に秋山の開幕戦はベンチスタート。しかし、代打で起用されると初打席で見事クリーンヒットを放った。その後はスタメン起用も増え、チーム全20試合中、17試合に出場し、うち14試合に先発している。レッズの外野陣はタレントがそろっているが、幸いにも今季はナ・リーグでも指名打者(DH)制が採用されたため、これが秋山のプレー機会確保につながっている。逆にいえば、DH制がなければ、控えに甘んじていた可能性もあるということだ。

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