GJ > 競馬ニュース > デアリングタクト 不安説を一蹴!?
NEW

JRAデアリングタクト「+24kgデブ化」不安説を一蹴!? 秋華賞(G1)直行は調整遅れでなく、リスグラシューを超える名牝の証か

【この記事のキーワード】,
JRAデアリングタクト「+24kgデブ化」不安説を一蹴!? 秋華賞(G1)直行は調整遅れでなく、リスグラシューを超える名牝の証かの画像1
デアリングタクト JBISサーチより

 2日、2冠馬デアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が栗東トレセンに帰厩した。史上初の無敗の3冠がかかる秋華賞(G1)に向けて、調整が進められる。

 オークス(G1)制覇後、放牧に出されたデアリングタクト。6月は北海道のノルマンディーファーム、7月は福島のノルマンディーファーム小野町、8月は京都の宇治田原優駿ステーブルと、移動しながらの放牧となっている。これは春の疲れを癒してから、徐々に実戦に向けて調整を施すためだ。

 帰厩後、杉山晴調教師は「先週の段階で490キロぐらいありました。いい意味で適度な緩みがあって仕上げやすそう」とデアリングタクトの成長した馬体についてコメントした。

 秋華賞まであと1か月半、本番に向けて調整が行われるデアリングタクトだが、オークス時の466キロから24キロも馬体が増えていることもあって「不安」も囁かれている。

「当初、ローズS(G2)を前哨戦に使う予定でしたが、秋華賞直行に予定変更されました。この理由に調整遅れが考えられます。7月のノルマンディーファーム小野町で、490キロ台までボリュームアップした馬体を絞っているという話でしたが、栗東帰厩時の馬体はあまり変化がないようです。

仕上がりがよくないことを理由に、ローズSを回避したとなれば、秋華賞直行も不安が残りますね……」(競馬記者)

 実際に、8月29日にノルマンディーサラブレッドレーシングのHPで「求めるものが高い馬なので、本当にいい頃の状態にはまだ戻ってこない感じ」と担当者のコメントが掲載されている。状態面は万全とは言い難いだろう。

 しかし、不安というより、むしろ「プラス」だという意見もあるようだ。

「オークス出走時、デアリングタクトの馬体重は466キロでした。2歳の11月にデビューしたときが464キロだったので、ほとんど馬体重は変わっていません。現在、プラス24キロ以上ある馬体重がなかなか絞れないということは、成長分という可能性があります。

これからトレセンで調教を積むので絞れてくるとは思いますが、プラス体重を心配する必要はないと思いますよ。(オークスから直行して三冠を達成した)アーモンドアイも秋華賞は+14キロでしたし、最近ではリスグラシューやラッキーライラックも馬体重の増加とともに、大活躍しましたからね」(別の記者)

JRAデアリングタクト「+24kgデブ化」不安説を一蹴!? 秋華賞(G1)直行は調整遅れでなく、リスグラシューを超える名牝の証かのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  10. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々