JRAローズS(G2)はリリーピュアハートから3連単6点で! 関係者暴露『マル秘裏ネタ』から激走馬が見えた!! 今週こそ勝利の美酒に酔う!?
20日(日)、中京競馬場で行われるローズS(G2)。今年は京都競馬場改修の影響で、阪神芝1800mではなく、中京芝2000mが舞台。コース替わりで荒れることも予想される秋華賞(G1)トライアルに現場の声を重視する「ブロディN」が挑む。
先週の京成杯AH(G3)は本命のアンドラステが逆噴射。まさかの10着に終わり、「○」を付けたスマイルカナが2着に入ってくれたものの、結果的に大惨敗。久々に記憶がなくなるまでしこたま安酒を煽ることになった。
2週連続で飲んだくれるわけにはいかない。今週のローズSで「◎」をつけるのは、5番リリーピュアハート(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)だ。
2歳未勝利戦(芝1800m)、ゆりかもめ賞(1勝クラス)を連勝。だが単勝1.9倍の1番人気に支持された忘れな草賞(L)で3着。本番のオークス(G1)では出遅れて後方からの競馬を強いられると、得意の形に持っていくことができず、9着と大敗した。
「オークス前は歩様が良くなかったのですが、そのことを改めてスタッフに聞くと、『実は軽度の骨折をしていた。そのためゲートを出られなかった』と敗因となった出遅れの理由を教えてくれました。
骨折はゆっくり休んだことで完治。さらに休養している間に成長して、体に幅が出てきたように見えます。今回も騎乗する福永祐一騎手は『春とは違って逞しくなった』と目を細め、お手馬にはミヤマザクラもいるものの、『可能性を感じるのはこっちかな。勝って秋華賞に向かいたいね』と意気込んでいましたよ」(栗東関係者A)
「○」を付けるのは3番フアナ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)だ。
春はフローラS(G2)3着が精一杯。クラシックへの出走は叶わなかった。だが、休養を挟んで向かった小倉の3歳以上1勝クラス(芝1800m)では、好位追走から上がり最速の脚を使って勝利を掴んだ。
「春は出走するたびに馬体を減らしていました。ですが、無理せず成長を促したことで、夏の小倉には見違える馬体で戻ってきましたね。前走について関係者は『外からねじ伏せる横綱相撲。2着とはクビ差だったけど、着差以上の強さを感じたよ』と内容に満足げでした。
フアナは父ルーラーシップ、母イザベル、母父ディープインパクトという血統。スタッフは『この血統はこれからグングン良くなるハズ。ここから本領発揮といきたいところ。今回はお手馬不在だったC.ルメール騎手に乗ってもらえるラッキーもあった。運も向いてきたよ』と期待を懸けていました」(競馬誌ライター)
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