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パチスロライター界の「奇才」へ熱視線…「過酷な指令」にチャレンジ!? 

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 勝つための立ち回りをストイックに実践する者、とにかく好きなマシンを打つ者と、パチスロファンのスタンスは大きく2つに分けられる。

 前者は優良店を探し出して高設定狙い、ライトユーザーが集うホールでのゾーンor天井狙いなど、ひたすら期待値の高い台をチョイス。首尾よく高設定を掴めれば食事休憩を取らずにぶん回し、打てるべき台がない場合は「見」に回る徹底ぶりだ。

 一方の後者は話題の新台があれば飛び付き、マニアックなバラエティ設置機種にも興味を示す。無論そういった姿勢においても、ひとつでも上の設定を目指す者も少なくないが、収支よりも楽しさに重きを置く傾向にある。

 どちらが正しいという話ではない。あらゆる娯楽の楽しみ方は人それぞれだし、本人が納得していれば他人がとやかくいうことではないが、そもそもパチスロ自体が大好きであれば、あらゆる機種を当てるまで打ちたいというのも本音のひとつ。懐事情を考慮して、誰しもが実践できずにいるのである。

 9月29日に発売されたガイドワークス「パチスロ必勝ガイド11月号」では、巻頭企画でそんな大実戦を敢行。3人で「100機種」当てるまで終われないといった内容で、楽しむというよりはむしろ試練といった塩梅だが、熱烈パチスロファンならば一度は挑戦してみたい企画ともいえるのではないだろうか。

 これに挑んだライターは山本コーラ、バイソン松本、もてぎカナの3名。作戦会議の末に各人がボーナスタイプ、AT・ART機タイプと担当を決め、都内某所で3店舗に分かれて立ち回った。

 当りの定義はビッグ、REG、疑似ボーナス、RT、ARTと、有利区間リセット契機。6号機『Re:ゼロから始める異世界生活』などは基本、ATを射止められずとも白鯨攻略戦に突入すればOKと認められるわけだ。

 とはいえ、100機種コンプリートには天井非搭載機での大ハマり、高稼働により台が空かない…などといった壁が立ちはだかる。2日間でコンプリートできれば編集部より賞金が進呈されるそうだが、はたして結果はどうであったのか。興味のある方はご覧いただきたい。

 なお、山本コーラは自身のTwitterで「久々に巻頭企画を担当した」とつぶやいている。となると、原稿も山本コーラが書いていることが濃厚。

「パチスロライター界イチの奇才」とも称される氏の文章を大ボリュームで読めるチャンスでもあるので、往年のスロガイファンにとっても見逃せない企画といえるであろう。

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