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JRA岩田望来「痛恨」の過怠金10万円から半年……、減量騎手卒業! 恩恵消滅“大歓迎”に裏付けあり! 心配されるのは“格差”広がるアノ騎手か

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JRA「痛恨」の過怠金10万円から半年……、岩田望来が減量騎手卒業! 恩恵消滅大歓迎に裏付けあり! 心配されるのは格差広がるアノ騎手かの画像1

 JRA若手のホープ岩田望来騎手が減量騎手を卒業することが決まった。10~11日の新潟競馬で、4勝の固め打ち。通算勝利数を102勝(JRA97勝、地方5勝)に伸ばし、規定の101勝をクリアした。達成の翌週から「☆」がなくなり、ついに斤量の特典がなくなる。

 JRAの減量制度は、デビュー5年目未満の騎手に対し、特別戦とハンデ戦を除いたレースで適用され、男性騎手の場合はデビュー時に3kgの特典がある。勝利数に応じて、2kg、1kgとその数が小さくなり、100勝を超えれば卒業という流れだ。

「岩田望騎手は昨年37勝を挙げ、全国リーディング32位でしたが、2年目の今年はすでに60勝で、全国リーディング8位という立派な成績を残しています。これまで平場では1kgの斤量減がありましたが、今後はそれもなくなり、ベテラン・中堅騎手と同じ扱いを受けることになります。

しかし、岩田望騎手はこれまで体重の調整に苦労してきました。今年の3月には体重の調整ができず、公表された52kgの負担重量で騎乗できなかったことで10万円の過怠金も科されました。斤量減の特典がなくなることで、過度な減量の必要がなくなり、岩田望騎手にはむしろプラスに働くのではないでしょうか」(競馬誌ライター)

 確かに岩田騎手にすれば、体重の調整という点でプラスの面はある。しかし、負担重量が1kg違うと、1馬身の差が生まれると言われるこの世界。これまで多くの若手騎手が減量騎手卒業後に成績が低迷するなど苦しんできた。

 しかし、岩田望騎手のこれまでの成績を見ると、その心配はなさそうだ。

【岩田望来騎手の斤量減別通算成績】
3kg減(▲) 7.9%/12.4%/20.6%
2kg減(△) 9.8%/18.7%/24.4%
1kg減(☆) 11.0%/19.2%/29.9%
減量なし   4.2%/11.0%/16.9%
※左から勝率、連対率、複勝率

 特別レースなど斤量減がないレースでは勝率4.2%と苦しんでいるが、3kg減から1kg減にかけて、勝率を上げていることは見逃せない。2年目に飛躍を遂げたことは、斤量減に頼っていない何よりの証しだろう。

 一方で心配なのが、同期のライバル騎手たちだ。今年が2年目の騎手は、騎手課程35期生で有望株が多いことで知られる。団野大成騎手は、昨年の全国リーディング42位(26勝)から、今年は同14位(48勝)に飛躍。しかし、1kg減の現在、2kg減の時に比べると、やや成績を落としており、9月以降は2勝しかしていない。

 もう一人の有望株が、昨年に同期では最多の42勝を挙げた斎藤新騎手だ。7月にはCBC賞(G3)を制し、同期一番乗りで重賞制覇を果たしたが、今年はまだ27勝と思ったほど勝利数が伸びていない。斎藤騎手の斤量減別成績を見ても、1kg減になってから不振に陥っていることがわかる。

【斎藤新騎手の斤量減別通算成績】
3kg減(▲) 7.8%/14.3%/20.2%
2kg減(△) 7.1%/15.4%/24.6%
1kg減(☆) 5.0%/10.7%/16.6%
減量なし 3.3%/8.7%/14.2%
※左から勝率、連対率、複勝率

 ラブカンプーに51kgで騎乗したCBC賞で見せたように、減量特典をフルに生かす騎乗で勝利数を重ねてきた斎藤騎手。単に2年目のジンクスなのか、それとも減量騎手卒業後には、更なる深みにはまってしまうのか、やや心配なところだ。

 この3人以外にも同期の菅原明良騎手や亀田温心騎手なども着実に勝利数を伸ばしている。岩田望騎手が一足先に減量騎手を卒業したが、他の騎手も卒業は時間の問題だろう。35期生の本当の戦いはこれからだ。

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