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今季限りで「退任」DeNAラミレス監督に残された“難題”とは……現役時代の2007年には自身も経験!?

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 27日、プロ野球のDeNAは優勝目前の巨人と対戦。投打がかみ合い、9-2でDeNAが快勝した。

 9得点をたたき出した打線を牽引したのは、1番の梶谷隆幸だった。5打数4安打の大当たりで、打率を.328に伸ばし、チームメートの佐野恵太と全く同じ402打数132安打で並んだ。これがシーズン最終戦であれば、ラミレス監督は頭を悩ませることはなかっただろう。

 27日の巨人戦を終え、今季残り10試合となったDeNA。今季限りでの退任を発表しているラミレス監督にとって最後の“大仕事”になり得る事態が迫っている。それが、梶谷と佐野の首位打者争いだ。

 佐野は25日の広島戦の走塁時に左肩を負傷。左肩肩関節の脱臼と診断され、27日に出場選手登録を抹消された。チームはAクラスを狙える位置にいるとはいえ、今季はクライマックスシリーズがないため、おそらく無理に復帰させることはしないだろう。

 そうなると、難しいのが首位打者を争うチームメート2人の扱いだ。もし梶谷と首位打者を争っているのが他球団の選手なら話は単純だったが、そうは問屋が卸さない。

 佐野が今季残り10試合を欠場すると仮定すると、最終打率は当然、現状の.328で落ち着く。問題は9月から絶好調の梶谷が.328前後の打率を維持したまま、残り2~3試合に突入した場合だ。もしチームメートでなければ、ライバル選手の打率を上回った時点で欠場させるという選択肢が浮上する。しかし、2人はチームメートなので、どちらかに忖度する、もしくはどちらにも忖度しないという難しい状況になり得るというわけだ。

 実はラミレス監督自身も現役時代に同じような経験をしたことがある。ヤクルト時代の2007年に当時チームメートだった青木宣親と壮絶な首位打者争いを演じた。結果は、青木が3厘差で首位打者に輝いた。

 その年は残り2試合の時点でラミレス(当時選手)が1厘差で打率首位に立っていた。しかし、143試合目(当時は144試合制)に青木が3安打を放ち逆転。最終戦は、ラミレスがスタメンで出場したのに対し、青木はそのシーズン初めて欠場した。ラミレスが3打数3安打なら、再度逆転して首位打者に輝いていたが、3打数1安打で、打率2位に終わった。

 当時の古田敦也選手兼任監督にどういう意図があったか、今となっては分からないが、日本人の青木に忖度した可能性もゼロではないだろう。ラミレスは、そのシーズン、打点王とセ・リーグのシーズン最多安打記録(当時)を更新しており、「首位打者だけは青木に譲ってやってくれ」という話が秘密裏にあったのかもしれない。

 ラミレス監督が現役時代に味わった「チームメート同士の首位打者争い」。今度は監督として非常に難しい決断を迫られることになりそうだ。

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