真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ

JRA北村友一「女性キャスター」をエスコート!? JBCレディスクラシック(G1)二度生まれるのは「名馬」ではなく「名シーン」

3日、大井競馬場で行われたJBCレディスクラシック(G1)は、北村友一騎手騎乗のJRA所属ファッショニスタ(牝6歳、栗東・安田隆行厩舎)が優勝。
同馬は2018年、2019年と2年連続の3着となっていたが、3年目の挑戦で悲願のG1制覇を成し遂げた。
今年は1月終了時点で「0勝」と苦しい競馬が続いた北村友騎手だが、マイルCS(G1)のレシステンシア騎乗が決まるなど、ここにきて運気が上向いてきた感がある。
それに対し、川田将雅騎手にとっては悔しい敗戦。勝ち馬ファッショニスタは師匠・安田隆行厩舎の所属馬で、前走まで川田騎手が手綱を握っていた馬だ。
今回騎乗した1番人気のマルシュロレーヌを自身で選択したのかは定かではないが、川田騎手にとっては「裏目」ともいえる敗戦。ダート転向後、無傷の2連勝であったマルシュロレーヌだが、ここでは経験の浅さが出てしまったのかもしれない。
レースでは、サルサディオーネが好スタートを切りハナへ。ファッショニスタもゲートの出がよく、サルサディオーネを追って2番手につけた。
1番人気となったマルシュロレーヌは二の脚がつかず中団外目からの競馬。道中は逃げたサルサディオーネが引っ張り、その後ろに森泰斗騎手のマドラスチェック、それに併せるように外目からファッショニスタが追走した。
3コーナーからレースは動き始め、マルシュロレーヌが抜群の手応え。ファッショニスタの北村友騎手は早々に手が動き出し、マドラスチェックは内でジックリ脚を溜め込んでいた。
直線へ向くと、内を突いたマドラスチェックとファッショニスタの叩き合い。外からマルシュロレーヌが脚を伸ばすが、手応えほどの鋭さはなく抜け出した2頭の一騎打ちとなる。
残り200m手前から続いた2頭の併走状態はゴール前まで続き、アタマ差抜け出した外のファッショニスタが勝利。北村友騎手のスムーズなエスコートが光った一戦は、JBCの「名シーン」として刻み込まれることとなった。
勝利騎手インタビューでは、グリーンチャンネルでもキャスターを務める秋田奈津子さんがインタビューアーを担当。
「第10回JBCレディスクラシックをファッショニスタで制しました北村友一騎手です。おめでとうございます!」という言葉から始まった。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA【宝塚記念(G1)予想】タイトルホルダー×エフフォーリアは両方消し! G1馬なのに人気がない「アノ馬」を狙い撃ちで高配当いただき!
JRA武豊が「最低人気」で見せた意地 女性騎手に名伯楽が辛口ジャッジ!? アノ名騎手に批判殺到? 松山弘平「斜行」であわや……【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
JRAクラシックを嘱望されたグランアレグリア全弟の悲しすぎる結末……宝塚記念(G1)ウィークの新馬戦、「阪神」ではなく「東京」で思い出す生涯一度きりの晴れ舞台
- JRA宝塚記念【10万馬券】予想! パンサラッサ「爆逃げ」にタイトルホルダーら阿鼻叫喚!? 「激流」だからこそ冴えわたる横山典弘の技
- 宝塚記念(G1)元JRA細江純子さん「凄く良く見せたのは、共同通信杯」エフフォーリアにまさかのジャッジ!? 「1番目か2番目」武豊アリーヴォ絶賛も、疑惑深まる年度代表馬の早熟説
- 【帝王賞(G1)展望】テーオーケインズVSオメガパフュームVSチュウワウィザード!注目「上半期のダート頂上決戦」は実力伯仲の三つ巴!
- JRA 宝塚記念(G1)「2番手で…」あの陣営から不気味なコメント…タイトルホルダーを悩ませる“くせ者”の存在
- JRA宝塚記念(G1)横山武史「これでは伸びない」 エフフォーリアの力負け疑惑深まる…悩める王者がいよいよ崖っぷち
- JRA宝塚記念(G1)エフフォーリア「完全復活は厳しい」と予告…デアリングタクト「生みの親」が語ったエピファネイア産駒2頭の決定的な違い
- JRA宝塚記念(G1)川田将雅「騎乗馬なし」の誤算!? リーディング独走の上半期立役者も見学なら「あの記録」もストップか
関連記事
元JRA安藤勝己氏『不利がなければ勝っていた』!? 北村友一「苦難の年」に希望の光! マイルCS(G1)コンビ復活で見えた今年2度目のG1勝利
JRA天皇賞・秋(G1)北村友一「心の底から……」武豊の”サンデーR狩り“に恨み節!? クロノジェネシス痛恨出負け……致命的な不利も「審議」は点灯なし
JRA「悪夢再び」北村友一ダノンザキッド無念の降板も「自業自得」!? ダノンスマッシュに続き、またもや川田将雅に乗り替わり……
JRAアーモンドアイ世代からまたも女王候補!? 府中牝馬S(G2)サラキア完勝「初物男」北村友一は悩める池添学厩舎に初G1を届けられるか
JRA池江泰寿調教師「泣かないの?」北村友一、初G1制覇から約1年半――「精神的成長」は唐突なG1勝利から!?