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JRAエリザベス女王杯(G1)アーモンドアイ世代ワンツーで、3歳デアリングタクトの評価急落!? オークス2着馬4着好走も実力に疑問符……

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 15日、阪神競馬場で開催された秋の女王決定戦・エリザベス女王杯(G1)。先頭でゴールを駆け抜けたのは、1番人気のラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)だった。

 同馬はこのレース連覇を果たし、G1通算4勝目。クビ差の2着には、直線鋭く伸びた5番人気のサラキア(牝5歳、栗東・池添学厩舎)が入り、結果的に5歳馬のワンツーとなった。

 エリザベス女王杯の出走資格が「3歳」から「3歳以上」に変更された1996年以降、5歳馬によるワンツーは今回が初めて(2009年は5歳馬と6歳馬によるワンツー)。ちなみに、4歳馬のワンツーは5回、3歳馬のワンツーも2回を数える。

 例年なら3~4歳馬が上位に食い込むことが多いこのレース。過去10年で5歳馬は「1-2-1-48」という絶望的なデータを知っていたファンは痛い目に遭ったのではないだろうか。ラッキーライラックとサラキアの2頭は、これを覆しただけでなく、いわゆる“アーモンドアイ世代”の牝馬の強さも改めて証明した。

 4歳馬で最先着を果たしたのは、3着に突っ込んだラヴズオンリーユーだった。出走した4歳馬4頭の中で唯一のG1馬として、「クビ+クビ」差に迫り、意地を見せた。

 そして、5頭が出走していた3歳馬の最先着が9番人気のウインマリリンだった。結果は、ラヴズオンリーユーから1.3/4馬身離された4着。古馬とは2kgの斤量差があったが、ウインマリリン以外の4頭はほぼ人気通りという着順に終わった。

 この結果を受けて、3歳牝馬の“世代レベル議論”が再燃しそうだ。ウインマリリンといえば、オークス(G1)でデアリングタクトに「半馬身差」の2着という実績が光る。これを物差しにすると、デアリングタクトがエリザベス女王杯に出走していても、勝てていたかどうか……。

 今年の3歳クラシック戦線は牡馬牝馬ともに無敗の3冠馬が誕生した。歴史に学べば、3冠馬が誕生した世代は、後に振り返ると低レベルだったということが多いのも事実だ。

「この世代(3歳)の牡馬は、コントレイルとサリオスが抜けているという評価です。ここにアルゼンチン共和国杯(G2)で強い勝ち方を見せたオーソリティが加われるかどうか……。マイルCS(G1)に出走するサリオスの結果次第である程度、3歳牡馬のレベルははっきりするでしょう。

一方で3歳牝馬のレベルは未知数のままです。最先着を果たしたウインマリリンは、経済コースを通るオークスと同じような競馬をしましたが、上位3頭とは、簡単には埋められない実力差があったように思います」(競馬誌ライター)

 アーモンドアイを筆頭に、ラッキーライラック、サラキアなど有力5歳牝馬は一口馬主クラブの馬が多い。そのため、遅くても来年3月には引退してしまう。1つ下の4歳世代には短距離部門にグランアレグリア、中長距離部門にはクロノジェネシスという絶対的エースがいる。これに復調の兆しを見せたラヴズオンリーユーが加わる。

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デアリングタクト JBISサーチより

 エリザベス女王杯の3歳牝馬の結果を受け、間接的にデアリングタクトの実力にも疑問符がついてしまった。JRA史上唯一の無敗3冠牝馬は、ジャパンカップを前に窮地に追い込まれたともいえるだろう。

 同世代では抜けた実力の持ち主であることに間違いはないデアリングタクト。果たして、世代の壁を超えて名牝となれるのか。その答えが出るのはそう遠くない未来だ。

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