NEW
2020.12.01 12:00

JRAジャパンC(G1)アーモンドアイに見る「世代レベル」格差! コントレイル、デアリングタクト時代はまだまだ先か…… 3歳馬のレベルに大きな疑問
編集部
29日に東京競馬場で行われたジャパンC(G1)は、アーモンドアイが圧倒的強さを見せつけ快勝。JRA所属馬として、前人未踏の芝G1レース9勝という偉業を成し遂げた。
3歳の無敗三冠馬2頭はコントレイルが2着、デアリングタクトも3着と敗れた。アーモンドアイが古馬の威厳を保ち、自ら引退の花道を飾った。
今年も残すところ1カ月となるが、振り返ってみれば「世代レベル」の格差が目立った1年だったといえそうだ。牡馬牝馬がともに出走可能な古馬G1はジャパンC終了時でここまで9レースあったが、その勝利数を世代と性別で分けたものが以下だ。
5歳牝馬 4勝(アーモンドアイが2勝)
4歳牝馬 4勝(グランアレグリアが3勝)
5歳牡馬 1勝(フィエールマン)
5歳牝馬と4歳牝馬が他を圧倒。アーモンドアイとグランアレグリアを省いたとしても、5歳と4歳の牝馬は強かったことがわかるだろう。
アーモンドアイについては、その強い牝馬世代の三冠馬。牝馬限定レースにも出走できるわけであるから、G1レース9勝は十分に考えられる結果だったのかもしれない。
グランアレグリアにしても、桜花賞(G1)では前年のアーモンドアイを0.4秒上回るレースレコードでの圧勝だった。新馬戦の驚異的タイムを考えても、同世代の牝馬では抜けた存在だったのだろう。
では、続いて2着馬について振り返ってみたい。
5歳牡馬 3回(フィエールマンが1回)
6歳牡馬 2回
4歳牝馬 2回(グランアレグリアが1回)
5歳牝馬 1回(アーモンドアイが1回)
3歳牡馬 1回
天皇賞・春(G1)を制し、天皇賞・秋(G1)でもアーモンドアイの2着に入ったフィエールマンを筆頭に、5歳牡馬の健闘が目立っている。
- JRA【東海S(G2)展望】2年ぶりV狙う武豊インティVS白毛一族ハヤヤッコ! 未完の“タイキ”フェルヴールも虎視眈々
- JRA【AJCC(G2)展望】コントレイル世代「3強ムード」もアリストテレスは危険な人気馬!? 1週前追い切りに調教師から不満の声……
- JRA【日経新春杯(G2)展望】「6億円ホース」武豊アドマイヤビルゴVS「復活気配」川田ヴェロックス!一騎打ちを制し、重賞初勝利を掴むのは……
- JRAダノンザキッドに迫ったプラチナトレジャーVSレシステンシア半弟グラティアス!桜花賞馬の仔ら血統馬も虎視眈々【京成杯(G3)展望】
- JRAシンザン記念(G3)中京マイル「複勝率100%」騎手が降板の危機超えて戴冠へ!? 「激アツ情報」で意外な穴馬の勝負気配が明らかに
関連記事
JRAジャパンC(G1)が起こした奇跡!? 馬券購入ミス報告“散見”も、「“偽”コントレイル&デアリングタクト」が好走でまさかの的中報告も?
JRAジャパンC(G1)優勝アーモンドアイ繁殖入りに「最強配合」の夢広がる!注目の初年度はあの馬が最有力も…… 最強牝馬に立ちはだかる苦しい現実
JRAジャパンC(G1)3連複300円超えの「290円」を記録した絶対王者。アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト超え「衝撃記録」の裏側
JRAジャパンC(G1)アーモンドアイ圧勝に「ルメール」の執念!? 土日12回に及ぶトライアンドエラーで見つけたVロード…… 福永祐一、松山弘平との違いが浮き彫りに
JRA ジャパンC(G1)アーモンドアイら「3強人気爆発」で珍現象!? 売上、前年比150%も「記念馬券」がメルカリなどで大量流出……